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7月9日(水曜日)に、四国化成工業株式会社(本社:丸亀市)の濱崎代表取締役、坂出市の有福市長をお迎えして、番の州臨海工業団地における「工場等の建設等に関する協定」の締結式を開催しました。
番の州臨海工業団地は、県内の産業構造の改善を目指し、重化学・大型工場の立地を図るため、昭和39年から昭和50年にかけて造成した本県最大の大型コンビナート工業団地で、これまでに分譲した約505ヘクタールの広大な用地に、製造業や物流業など、40社を超える企業が集積しています。
四国化成工業株式会社は、本県で創業以来、研究開発を重視し、高い技術力によって多様な事業を展開されており、今年4月には科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞されるとともに、地域スポーツや芸術への支援など、社会貢献活動にも積極的な取り組みをいただいています。
今回、建設を予定されている工場は、坂出北インターチェンジに近く、電力や工業用水などのインフラが整った番の州臨海工業団地の立地環境を生かし、最先端半導体用途向けの高付加価値な化学製品の生産強化につながる新たな拠点施設と伺っています。
このたびの立地による生産体制のより一層の強化により、地域経済の活性化に貢献くださいますよう、また、本県と地元坂出市の発展に大きな役割を果たされますよう期待しています。
協定式では、施設の建設および操業が円滑に行われるとともに、地域の発展につながるよう、相互に協力することを確認しました。
県としても、地元坂出市と緊密に連携し、積極的な支援に取り組んでまいります。
県では、本県への魅力ある企業の立地を一層推進し、新たな雇用の創出や地域経済の発展につなげていくため、各種の企業誘致施策をとりまとめたアクションプラン「せとうち企業誘致100プラン」を策定し、戦略的な企業誘致を進めています。
今後とも、本県の特性や強みを生かしながら、魅力ある製造業・物流業や若者の就業率が高い情報通信関連産業など、県内での雇用に加え、移住や関係人口の創出につながる企業誘致の取り組みを進めてまいります。
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