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7月16日(水曜日)に、香川県立東山魁夷せとうち美術館「開館20周年記念セレモニー」と第2期テーマ作品展「風景画家・東山魁夷の道」内覧会を開催しました。
東山魁夷せとうち美術館は、画家・東山魁夷(ひがしやまかいい、1908~1999)の祖父が坂出市櫃石島(ひついしじま)出身であることから東山家より香川県に版画作品270点余りを寄贈いただいたことを機に、2005年に開館し、今年20周年を迎えました。
美術館の建築は谷口吉生(たにぐちよしお、1937~2024)による設計で、セレモニー会場となった1階ラウンジからは瀬戸内の美しい風景を見渡せます。当日は天気がよく、画家ゆかりの櫃石島を遠くに望むことができました。内覧会では多くの風景画を堪能し、櫃石島を描いた作品も展示されていました。
7月17日(木曜日)から8月31日(日曜日)まで開催している開館20周年記念展 第2期テーマ作品展「風景画家・東山魁夷の道」では、美術館が収蔵する魁夷の日本画作品全8点を一挙公開し、代表作の版画作品とあわせて、風景画家として一筋の道を歩んだ魁夷の画業を紹介しています。
展覧会をはじめ、建築、風景も楽しめる場所として、これからも皆さまに愛される美術館となるよう願っております。
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