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7月26日(土曜日)に本県で高校文化部活動の祭典である全国高等学校総合文化祭が開幕し、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席のもと、今年2月にオープンした、あなぶきアリーナ香川で総合開会式が開催されました。
秋篠宮皇嗣殿下がお言葉を述べられた第1部「式典」に続く、第2部「交歓会」では、次年度開催県である秋田県と本県の生徒実行委員による交流ステージやイタリア、ベトナム、韓国の3か国からお招きした高校生たちによる素晴らしい演奏やダンスが披露され、観覧者を大いに楽しませました。最後の第3部「開催地発表」では、「香川らしさとかがわ総文祭2025」のテーマのもと、家族や友人との間で揺れ動く心の変化を通じて成長していく高校生の姿を、応援部門や書道部門などのパフォーマンスを織り交ぜながら、演劇で見事に表現していました。
総合開会式に続き、水城通りで行われたパレードでは、全国からえりすぐりの高校生約1200人によるマーチングバンドの演奏やバトントワリングの演技が披露されましたが、その迫力や華麗な姿は、まさに圧巻の一言でした。晴れ渡る青空のもと、美しい瀬戸内の風景をバックにパフォーマンスを披露した高校生たちには、香川らしさを充分に堪能していただけたのではないかと思います。
総合開会式とパレードを見て感じたことは、いずれの会場でも大人のスタッフの姿が表に現れることはほとんどなく、生徒実行委員を中心とする高校生が主体的に活躍しているなあということです。昨年開催されたプレ大会に参加した際のブログで「今後の高校生の成長が楽しみ」とお伝えしましたが、本当によく成長したものだと実感しました。県民の皆さまには「かがわ総文祭2025」をご支援いただき、感謝申し上げます。このたびの総文祭は、高校生にとっても本県にとっても、大きな財産になったものと思っております。
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