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8月1日(金曜日)、ミクロネシア連邦大統領ウェズリー・W・シミナ閣下が表敬訪問され、今後の本県とミクロネシア連邦との交流について意見交換を行いました。
シミナ大統領は、7月31日(木曜日)に大阪・関西万博で開催されたミクロネシアのナショナルデーにご出席された後、瀬戸内国際芸術祭をご視察のため、香川県へお越しくださいました。
ミクロネシア連邦には、600を超える自然豊かな島々と美しい海が広がっており、青く穏やかな海と多くの島々から成る瀬戸内海と共通点が多く、深い親近感を覚えました。
表敬訪問では、大統領から「香川県が力を入れて取り組んでいる、持続可能な瀬戸内海の保護や、芸術を通じた島々の活性化・発展に大変感銘を受けている。海を舞台に、我々が持続可能な発展を遂げられるかが課題であるため、香川県の取り組みをしっかりと見て帰りたい」とのお話をいただきました。
翌2日には女木島をご訪問され、鬼ヶ島大洞窟や芸術作品をご鑑賞になったと伺っております。その際に、幼少期に「桃太郎」の物語を読みながら育った大統領はじめ皆さんで桃太郎の歌を歌い大変盛り上がったと聞いています。また、現在でもミクロネシアにおいて「先生」「野球」「自動車」などの日本語が、同じ意味で使われているとお聞きし、大変驚かされました。
大統領に直接見ていただいた本県の取り組みが、少しでも参考になれば幸いであり、取り組みに協力していただいている皆さまに感謝の思いでいっぱいです。
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