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公開日:2024年2月8日

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知事記者会見 令和6年2月5日(月曜日)

知事記者会見録

  • 日時:令和6年2月5日(月曜日)13時00分から13時40分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課


報告項目

・香川県における高病原性鳥インフルエンザの疑われる事例の発生について
・新型コロナウイルス感染症に関する県民の皆さまへのお願い
 

報告事項

知事:私からまず、高病原性鳥インフルエンザの関係のご報告をいたします。本日、午前中に三豊市の約7万羽の養鶏場から死亡した鶏が増加したとのご報告があり、家畜保健衛生所において簡易検査を実施したところ、鳥インフルエンザ感染について陽性であることが確認されました。13羽中10羽が陽性でございました。現在、この件につきまして国に報告をし、国において防疫措置の準備を開始する事象に該当するか確認を行っているところでございます。国の判断を待っているところでございます。今後、国において今回の事象が防疫措置の準備を開始する事象に該当すると判断された場合、県において、対策本部を設置し、防疫措置の準備を開始することといたします。対策本部会議の開催などにつきましては、改めて情報提供をさせていただきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いをいたします。
続きまして、新型コロナウイルス感染症に関しまして県民の皆様へのお願いをいたします。新型コロナウイルス感染症につきましては、1定点医療機関当たりの患者数が先週金曜日の公表で16.62人とその前週の13.64人から増加をしており、5週連続で増加をいたしているところであります。全国平均でも先週金曜日の公表が14.93人と10週連続で増加をしている状況でございます。また、先週金曜日に公表されました県内の入院者数は380人であり、その前週の311人から増加をしております。先週の会見でも、感染予防につきましては申し上げましたけれども、今後医療逼迫を防ぐためにも県民の皆様には改めて次のことをお願いしたいと思います。基本的な感染対策を改めてお願いしたいと思います。定期的な換気の実施、こまめな手洗いなどによる手の消毒、十分な休養やバランスのとれた栄養摂取、それから通院や高齢者施設訪問時にはマスク着用が効果的であります。このようなことをして自主的な感染対策をお願いしたいと思います。そして発熱したときなどでございますけれど、まずはかかりつけ医など身近な医療機関にご相談をしていただきたいと思います。かかりつけ医がない、どの医療機関で診てもらったらよいかわからないというような場合、また体調悪化、体調の急変時に相談をしたいという場合には香川県新型コロナウイルス健康相談コールセンター、0570-080-550(後段で0570-087-550と訂正。詳細は※の発言参照)にお問い合わせをいただきたいと思います。受付時間は平日夜間、19時から翌8時まで、土日祝日は24時間で受け付けておりますので、夜、土日はそちらをご利用いただければと思います。特に高齢者、基礎疾患のある方、重症リスクの高い方については、現在もワクチン接種は無料で接種できますので、ワクチン接種をこれからもご検討いただきたいと思います。以上申し上げましたことに気をつけていただきまして、さらなる感染拡大、医療逼迫を防ぐためにも県民の皆様のご協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。すいません。※コールセンターの番号0570-087-550が正しい番号です。0570-087-550でございます。よろしくお願いいたします。
 

質問項目

1.令和6年能登半島地震について
2.県立アリーナについて
3.ことでんの改善指示に対する国への報告について
4.香川県における高病原性鳥インフルエンザの疑われる事例の発生について
5.香川用水の第一次取水制限について
6.第七回全国高校生花いけバトル全国大会開催結果について
 

質問事項

幹事社:1点目、令和6年の能登半島地震についてです。能登半島地震から1ヶ月が経過しましたが、県の支援状況と今後も必要だと考えられる支援についてお伺いしたいと思います。
2点目です。県立アリーナについてです。今年11月に完成予定の県立アリーナについて、予算が当初より膨らんだことについての受け止めをお伺いしたいです。また計画では支援物資の拠点となる想定も盛り込まれていますが、海の近くということもあり、県内で大規模な災害が発生した際にどのような対応や活用方法を考えているのかお伺いしたいと思います。
3点目です。ことでんの改善指示に対する国への報告についてです。先週、ことでんの相次ぐ踏切トラブルで出されていた「改善指示」について、原因や対策など報告が行われました。植田社長は、「安全のための投資を増額し、鉄道施設の強靭化を図りたい」としていますが、今回の報告についての知事の受け止めをお伺いしたいと思います。以上です。

知事:まず、能登半島地震のご質問がございました。現在の支援状況でございますけれども、発災当初から行っております保健師の方にいしかわ総合スポーツセンターにて避難者の健康管理をしていただいておりますが、引き続き行っております。また水道の復旧活動についても行っております。それから事務職員の派遣も、復旧に向けて始まっておりますけれども、こちらについても引き続き行っております。それから来週の2月14日からは、石川県穴水町の障害者支援施設(石川県精育園)に福祉職1名を派遣し、2月18日までの間、入所者の生活支援などに従事をしていただく予定になっております。また県教育委員会において2月27日から石川県立白山(はくさん)ろく少年自然の家に2次避難している中学生の夜間の生活指導を行うため、教員免許を有する職員3名を派遣し、3月2日まで従事をする予定でございます。さらに物的支援につきまして、三豊市から提供をしていただく段ボールベッド100台を石川県に送付をすべく調整を行っております。今後の支援の見込みでございますけれども、避難所での健康管理や医療面の支援は引き続き必要で、長く支援が求められてくるのではないかと思います。また被害状況の確認、罹災証明書といった復旧にあたって必要となってくる業務、事務処理のことも含めて、今後大きくなってくるのではないかと見込んでおります。災害ボランティアにつきましても、まだまだ人数が限定的でありますけれども、これから本格的な復旧に向けて広がってくると思います。県でも、県社会福祉協議会と連携して、これまでもボランティアへの交通費などの助成を行っておりまして、これから本県からもボランティアの方が応援に行くということになった場合に備えて準備をしてまいりたいと思います。引き続き、復旧状況に応じて、今後、息長く必要になってくる支援について、迅速に対応できるように準備をしながら対応していきたいと思います。
それから県立アリーナのご質問がございました。まず、予算のご質問がございました。先日、議会の特別委員会におきまして、建設工事費の最終的な所要額は202億円程度、備品の整備費用は約22.3億円の見込みであるとのご説明をしたところであります。まず、この建設工事につきましては、現在の物価高による増額でありまして、かなり大きくなっておりまして、これは契約時に大幅なそういう物価高による工事費増が起こった場合にはインフレスライド条項というものを設けて、契約高を引き上げる約束で契約をしております。この額が約13.6億円になっております。そして、その他追加的な工事としては、昨年の6月議会で陳情が採択された風除室、風の吹き込みからアリーナの中の円滑な興行などを守る風除室の設置などがあるわけでございます。そして平成29年の12月に作成した整備計画で示した190億円よりも、202億円ということでそれを超えているわけでございますけれども、先ほど申し上げましたインフレスライド条項の13.6億円を除いた場合には、この190億円の範囲内に収まる見込みになっていると認識をしております。それから備品につきましては整備基本計画では約7億円と見込んでおりましたけれども、その物価高もございます。それと、いろいろ利便性の高い施設にするようにセンタービジョンというアリーナの中の上の部分に、観客の方へのいろいろな情報提供ができる施設、最近沖縄アリーナとか、そういったところでも付いていますけれども、そういったものをつけることなどで、よりアリーナの価値を高めようということを考えております。そういった内容で増額となってきたものであります。県立アリーナについてはコストのコントロールは非常に重要だということで、建設当初から今に至るまで、この点には留意しながら進めてきております。その一方で、先ほどのセンタービジョンなど、利便性を上げるために必要だと思われるもの、完成までの間で、そういったものが出てきた場合には、長く県民の方にも、また、利用される方に愛されて、たくさん利用されることがこのアリーナにとって一番大事なことですので、そういったものについてはしっかりと判断をして追加的なものも整備をしていきたいと考えております。それから、県内で大規模な災害が発生した場合の対応でございます。県立アリーナにつきましては県立アリーナの基本計画において一次物資の拠点支援施設の役割を考慮するということで元々考えております。県の香川県地域防災計画におきましても、この一次物資拠点支援施設に完成したら指定をすることを予定しているところであります。そしてご質問がございました一次物資拠点支援施設として考えていきたいと思っております。災害時にも有効に活用できるように今後ともしっかりと必要な検討、対応していきたいと考えております。
それからことでんのご質問がございました。先日、1月31日にことでんから改善措置結果報告書が四国運輸局に提出をされたということで内容を承知しております。今回の内容は8月におきました円座踏切の踏切トラブルの原因究明と再発防止策、これをことでんが今回、1月31日に四国運輸局に提出したという、そういう内容のものであります。その改善、原因究明と再発防止策の内容でありますけれども、8月の円座踏切の事案の原因は、遮断機を制御するリレーに蟻が侵入したことによるものであったことから、蟻侵入防止対策がなされていないリレーの交換を行って、12月26日までに完了をさせたということ、リレーの交換基準を設定したという対策の実施がされた内容が1つ入っております。それから、8月の事案でありました円座踏切におきまして踏切に異常があった場合に自動で列車を停止させる装置、ATSという装置、これを設置して1月30日から運用が開始されたこと、それから今後この円座踏切の他にも優先度の高い踏切についてはATSを設置していくこと、そして運転士が踏切降下状態を見てわかるように、この視認性を向上するために、踏切警示灯の大型化や特殊信号発光機の設置を進めていくこと、こういった内容の再発防止に向けたハード面での新しい安全装置の導入に取り組むということも内容に入っています。こういった内容を県としても確認をいたしました。昨年の10月末に、昨年4月、7月に起こった事案に対しての報告がされ、今回8月に起こった事案に対する報告がされまして、踏切トラブルを踏まえたハード面、設備面での課題を明らかにして、その対応ができたということ、それから、今後は設備の更新の周期というのを新たに定めて基準に入れ、それから現場の保守や検査業務にあたる人員の増強をしたという体制の整備、こういったことが確認されたということで、これまで続きました踏切トラブルの対策の内容について、一定の区切りはついたということではないかと受け止めております。ただし、先ほどの基準の見直しにつきましても、また人員につきましても、これからも引き続き、その基準に従った交換をしていただく、体制も引き続きその体制を維持強化していくということが必要で、今後のことでんの安全対策に対しての対応が重要になってきますので、しっかりその点について行ってもらえるよう、今後とも機会を見つけて強くことでんに働きかけたいと思います。そしてしっかりと実施内容についても県としても確認をしていきたいと考えております。
以上でございます。

記者:鳥インフルエンザの事例の発生について、これはまず、今期初の発生だと思うのですけれど、これに関して発生したことについて知事の受け止めをお願いしたいです。

知事:非常に残念なことが再度起きたという第一感であります。これまでこういったことが起きないように消毒の徹底などを例年に増した取組みを全養鶏場でもしていただいたところでありますけれども、結果的に、まだ疑いではありますけれども、このようなことになり非常に残念に考えております。

記者:国の方の検査次第なところもあるとは思うのですけれども、今後、もし対策等になるとすれば具体的にどういった対策をされることになりますか。

知事:まずは、この該当する鶏の殺処分を急ぎ、そのあと鶏の埋却措置をする、これが一番急がれることであります。それから、外への鶏や卵の持ち出しの規制をまたお願いをする。それから3つ目は、県内の養鶏場への消毒の徹底、またその動物等の侵入するネットなどのもう一度破れていないかなどの確認、こういった広がりの防止。大きくはこの3つを中心に早急に進めていきたいと思います。

記者:現状、他の養鶏場ではまだ疑われる事例というのは起こっていないのでしょうか。

知事:はい。現時点では確認はされておりません。

記者:わかりました。あと、発生した養鶏場の周囲には同じようなこういう農場というのはあるのでしょうか。

知事:ございます。近くにもございますので、そういったところが特に今後、留意が必要になってくると思います。

記者:もし、わかりましたら何キロ範囲内でどれぐらいあるかとか。

知事:ちょっと数につきましては今精査をしておりますので、また改めてご報告したいと思います。

記者:鳥インフルの件なのですけれども、去年もおきてから、近隣で次々と広がって結局4例だったのですけれども、今年1例目ということなのですが、今後どうなっていけばと思いますか。

知事:1日も早く埋却処分までを完了するとともに、先ほど言いました広がりを防ぐための移動規制、それと消毒の徹底、こういったものを急いで、他の養鶏場への波及を食い止めたいと考えております。

記者:卵の高騰とかを招いたこともありましたけれども、やはり広げないことが大事というか、そのあたりどう思われますか。

知事:まさにその通りでありまして、広がると防疫措置自体も難しくなってくるところもありますので、初動の迅速性が求められると思います。

記者:県立アリーナの件なのですけれども、202億、備品等も入れると225億近くなるという形で、一応190億という目標の中で、インフレスライドがあるとはいえ、県民の理解をどう求めていくおつもりでしょうか。

知事:建設工事については202億ということで、190億を超えない中で進めていこうということを示しておりましたけれども、インフレスライドの部分はきちっと説明をして理解を求めていきたいと思います。また、備品等についても、一番大事なのは、アリーナが今後長く多くの方に利用されることですので、必要なものはしっかりと県民の方にも理解を求めていきたいと思います。

記者:インフレスライドがあるとはいえ、190億から12億実際に超えているわけですから、県民の理解を得られると思いますか。

知事:インフレスライドというのは全国的な公共事業のルールでございまして、適正な契約のために設けているものでありますので、きちんと説明したら理解していただけると考えております。

記者:県民にとっては190億で収まると思っていたものが202億になるというのは、インフレスライドも含めて考えなければいけないのでは、という意見もあると思うのですけれども、納得していただける部分はあるのでしょうか。

知事:コスト管理は非常に重要でありますので、しっかりと説明していかなければいけないという思いでおります。一方で、現下の物価の情勢について、ご理解いただける部分は十分にあると思います。そういった内容をきちんと説明して理解していただきたいと考えております。

記者:ことでんの話なのですけれども、ことでんの会見では新年度の安全対策として10億円規模の投資をするという話も出ていましたけれども、その際、国に対しては今年度と同じように支援を求めているという話が出たのですけれども、県に対しては特にアプローチは今のところしていないという話で、今後、新年度のことでんへの支援、県としてどのように考えているのか教えてください。

知事:新年度については、これからでございます。基本的スタンスとしては、安全のために前倒しをしてことでんが進めていくものについては、内容を吟味して安全性が高まって必要なものである部分は、県としても、できるだけの支援をしていくというスタンスで臨みたいと考えております。

記者:早明浦ダムの貯水率が今低下しておりまして、今月8日に香川用水への第一次取水制限が始まることになりました。2月に取水制限が実施されるのは、一昨年以来ということで、一昨年の場合は夏場に第三次取水制限にまで移行しているのですけれども、改めて、2月の取水制限の実施の所感と県民への呼びかけをお願いいたします。

知事:今回、3年連続の非かんがい期と言われる時期の取水制限になったわけであります。要因としましては、9月以降に降雨が少ないことが続いて、11月に少しまとまった雨が降ったのですけれども、一時も100%に回復することがない中で少雨傾向が続いたということが要因でありまして、今月2月8日から取水制限になるということで、今後の雨次第では心配な状況も想定しないといけないと考えております。一方で、例年、菜種梅雨と言われる傾向があって、過去も菜種梅雨で、3月以降、貯水量が回復をしてきた例が大半でありますので、例年通りの菜種梅雨を期待して、貯水率の状況を見守っていくということになると思います。そうは言っても、最悪の状況にも備えないといけませんので、県民の皆様には節水にご留意をいただきながら取水制限にご協力いただきたいと。当面は、実際の生活、工場の稼働とかに影響が出るようなものではございません。

記者:高松市で開催された全国高校生花いけバトル全国大会で香川県勢の飯山高校が優勝しました。大会としては7回目の大会で初めて香川県勢の優勝ということですけれども、改めて知事の所感と、もともと大会が香川の花きをPRする目的があったと思うのですけれども、その面では大きな弾みとなると思います。期待感を聞かせてください。

知事:昨日の花いけバトル、私も参りました。その中で香川県の県立飯山高校のチームが優勝したという知らせ、大変うれしく感じております。飯山高校は、以前より花いけバトルに非常に熱心に学校を挙げて取り組んでいただいておりまして、長年の努力が実を結んだことではないかなと、心よりお喜びを申し上げたいと思います。
花いけバトルは、私も昨年、今年と見たり、いろいろなところで拝見しますけれども、5分間のスピーディーな中で大きな生け花ができるという、非常に見ていてスリルと美しさと両方感じられる、香川が発祥で、素晴らしい競技だと思います。全国にも広がって、今年も過去最多の参加者数になりました。ぜひ、大きく育てていきたいと感じております。
そして、それのベースになる香川県の花き産業でありますけれども、全国で生産量1位のマーガレット、カーネーション、そして香川県で開発したラナンキュラスの「てまり」シリーズ、こういった素晴らしい素材がありますので、これを伸ばしながら、また県民の方にも、さらにこういった花に接していただけることが増えるような取り組みを進めていきたいと考えております。

記者:県立アリーナについてなのですけれども、備品の追加があったということなのですが、このタイミングで追加があるという点では、どのように知事は見ておりますでしょうか。

知事:備品というのは、センタービジョンですとか、いわゆる利用者の方が見やすくなる設備は日進月歩の部分があると思います。10年ほど前には、センタービジョンも一般的にはあまりなかったわけですから、まさに日進月歩の製品とか技術が出てくる中で、オープンに近づいてくる中で、過去の他の事例を見ても必要な設備は取り込んでいかないといけないと考えております。そういう中での今回のこの時期の判断になったということであります。

記者:今のところ、これ以上の追加の見込みはあるのですか。

知事:今の時点ではございませんけれども、オープンまで1年少し、完成は年内ですので、もう1年切っているわけですけれども、こういったハードの建物については、完成までの間に気づくこと、良くするためにはやっておいた方がいいということは、出てくる可能性はあると思います。現時点では、これ以上のものはありませんけれども、これから完成に向けて、より良くしようという観点で考えていきたいと思います。

記者:ことでんの件についてなのですけれども、ことでんの方も、報告の改善のところでATSの導入であるとか、増額といいますかそういったことを言っているのですけれども、県としては財政的な支援というのは、今後どのようにお考えでしょうか。

知事:安全対策自体は事業者の責任で行っていくということが一番大切なことであると思います。一方で、ことでんの財政の状況はコロナ禍前の乗客にまだ戻りきれてなく、非常に経営としては厳しい状況にあると認識をしております。そういう中で、安全対策を先送りにすることなく進めるということであるならば、県としても必要な財政措置は、最小限行っていく必要があると考えております。

記者:最小限、行っていくということですか。

知事:最小限という言葉を今使いましたけれども、必要なものについて、過不足なく行っていきたいと思います。

記者:鳥インフルエンザの件なのですけれども、先ほど知事の方からも対策についていろいろおっしゃられましたけれども、今回の疑い事例の発生したところですと、今時点でいいのですけれど、何かこういう不足があったみたいなところとかあったりするのですか。

知事:やれることはすべてやろうという中で、例年になく、消毒などについて行ってまいりましたので、現時点でここが不十分だったようなことで思い当たるものはございません。今回のこと、まだ疑いですけれども、状況を見ながら、今後ともやれることは最大限やって、広がりを防いでいく、発生を防いでいく、こういうことで進めたいと思います。

記者:先ほど周辺農場の数についての質問がありましたけれども、移動制限区域とか搬出制限区域とかに入っている農家さんの数ということだと思うのですが、それはまだ算定中ということですか。

知事:はい、その通りです。
 

以上

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