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岡遠田南遺跡の発掘調査も折り返しを迎え、現在は5区・6区の発掘調査を行っています。5区北部(写真1)の土坑からは奈良時代末頃(8世紀末)の須恵器台付壺(写真2)が出土しました。また、6区の南東部(写真3)からは飛鳥時代前半から中頃(7世紀)にかけての掘立柱建物が3棟見つかりました。
これまでの発掘調査でも掘立柱建物跡が複数見つかっているので、今回の成果も合わせて検討し、建物跡の変遷を考えたいと思います。
暑い日が続きますが、引き続き岡遠田南遺跡の発掘調査後半戦を駆け抜けたいと思います。
(8月7日)
写真1 岡遠田南遺跡5区北全景
写真2 5区で見つかった須恵器台付壺
写真3 6区南東部全景
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