ここから本文です。
香川県では、『省エネマイスター』※(=香川県が実施する省エネマイスター講習会を修了した者)を次のとおり位置付け、省エネ性能について家電販売店が消費者に対して説明するよう推進しています。
自社の販売員が省エネ性能について消費者に適切に説明できるように指導を行い、説明の徹底を図る体制を整える社内のリーダー役を担い、自身も省エネ家電のスペシャリストとして消費者に詳しく説明する者。
省エネ性能説明推進員は、省エネマイスターの中から選任していただいています。
家庭におけるエネルギー消費量は、1965年度と比較すると、2018年度は約2倍に増加しています。多様な家電製品等のエネルギー消費機器の普及により、利便性・快適性を追求するライフスタイルに変化していることや、世帯数の増加など社会構造変化の影響が背景にあります。
家庭のエネルギー消費の約5割は、電気の使用に由来するとも言われており、エネルギー価格の高騰に対応するコスト削減や地球温暖化対策として、一人ひとりが問題意識を持ち、省エネを実行することが大切です。
一方、家電製品をはじめとする近年のエネルギー消費機器は、「トップランナー制度」の導入により、効率が大幅に向上していますので、機器を購入する際に、省エネ型の製品を選択することで、家庭における電力消費量を抑制につながり、大きな省エネ効果が得られます。
★今どきの冷蔵庫は10年前と比べると約40〜47%省エネ ★電球形LEDランプは一般電球と比べると約86%省エネ
(出典)経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」
エアコン、照明器具、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、ガス温水機器、石油温水機器、電気便座、電気温水機器について省エネ性能を示すもので、省エネ性能の高い順に5.0から1.0までの41段階の多段階評価点と、点数に応じた★星マークを表示しています。また、年間消費エネルギーなどを、年間のエネルギー料金を目安として示すことで、わかりやすく表示しています。
統一省エネラベルのイメージ(エアコン)
出典)経済産業省資源エネルギー庁「2022年省エネラベルガイドブック」より
ミニラベルのイメージ
出典)経済産業省資源エネルギー庁「2022年省エネラベルガイドブック」より
統一省エネルギーラベルは省エネ型製品情報サイト(外部サイトへリンク)で印刷を行うことができます
統一省エネラベルなどの省エネ性能の表示と、家電製品を購入しようとする消費者への説明に努めてください(香川県生活環境の保全に関する条例第97条第1項)。
なお、家電の売場面積が1,000平方メートル以上ある家電販売店は、省エネマイスターから省エネ性能説明推進員を選任し、知事へ届け出ることが義務付けられています(香川県生活環境の保全に関する条例第97条第2項)。
香川県では、家電購入時における省エネ家電の積極的導入を進めています。
家電製品の購入の際には、省エネマイスターによる説明や省エネ性能を示す『統一省エネラベル』の表示を参考に省エネ性能の高い製品の選択に努めてください。
このページに関するお問い合わせ