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令和7年第28週(7月7日~7月13日)の感染症発生動向調査で、小児科定点(26定点医療機関)あたりの患者数が7.23人(患者数188人)と増加し、警報レベル(定点あたり患者数6.0人)を超えたので、流行警報を発令します。香川県で警報レベルを超えたのは、令和5年以来です。
西讃地区(定点あたりの患者数18.00人)、中讃地区(定点あたりの患者数7.78人)、高松地区(定点あたりの患者数6.00人)では警報レベルを超えており、東讃地区(定点あたりの患者数0.25人→2.50人)においても患者数が増加しています。
ヘルパンギーナは、5歳以下が全体の9割を占め、乳幼児を中心に夏季に流行する感染症で、いわゆる夏風邪の代表的な疾患です。ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。アルコール消毒剤に抵抗があるのでうがいや、石けんと流水でしっかりと手洗いをして、タオルの共用は避けましょう。
ヘルパンギーナの定点医療機関数:26医療機関
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