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公開日:2025年5月27日

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学芸講座
昭和100年・戦後80年を振り返る

2025年は、昭和100年と戦後80年の節目の年です。香川県立ミュージアムでは、昭和100年記念の常設展示と連携して、歴史・美術・民俗それぞれの視点から時代を振り返る学芸講座を2回開催します。

第1回

日時:令和7年6月28日(土曜日)13時30分~15時(13時開場)
1五郷の89年前のくらし―山村調査の手帖から

昭和11年(1936)8月、全国の山村調査の一環で、民俗学者の瀬川清子が三豊郡五郷村(現・観音寺市五郷)を訪れました。瀬川が書き残した、未発表の手帖から、当時のくらしと時代背景との関係を探ります。

田野々雨乞踊(2024年撮影)田野々雨乞踊(2024年撮影)

2前田常作「絵日記九月のマンダラ」を読む
「アート・コレクション昭和100年記念昭和の記憶と美術」の展示作品から、昭和44年(1969年)に制作された前田常作「絵日記九月のマンダラ」をはじめ、1960年代を象徴する作品を取り上げ、世界が激動の時代のさなかにあった記憶をひもときます。
前田常作「絵日記九月のマンダラ」(1969年)前田常作「絵日記九月のマンダラ」(1969年)

 

 

第2回

日時:令和7年7月5日(土曜日)13時30分~15時(13時開場)
3写真に見る戦時下のくらし

写真は、過去の出来事や風景、生活の様子をありのままに伝えてくれる貴重な歴史資料です。
今年は戦後80年―。昭和10年代に香川県内で撮影された写真から、戦時下を生きた人々のくらしを振り返ります。

「銅像の壮行式」(1943年)「銅像の壮行式」(1943年)

4終戦を振り返る人びと―昭和20~30年代の資料から

80年前の夏、日本は終戦を迎えました。しかし、人びとの生活に戦争の影響は残り続けることになります。「昭和100年記念昭和の香川―人びとの暮らしとまちの変化」で展示する、終戦後の授業の感想文や手紙、弔辞などの資料から、戦争をどのように受け止めてきたのか紹介します。

終戦直後の手紙(1945年10月11日付)終戦直後の手紙(1945年10月11日付)

 

会場

香川県立ミュージアム研修室(地下1階)

3.講師

1黛友明(まゆずみともあき/当館専門学芸員)

2窪美酉嘉子(くぼみゆかこ/当館主任専門学芸員)

3野村美紀(のむらみき/当館副館長)

4芝野有純(しばのあすみ/当館学芸員)

4.参加料

無料

5.定員

各回72名(要事前申し込み、先着順)

6.申込み期間

5月28日(水曜日)~(定員になり次第終了します)

7.申込み方法

電話

香川県立ミュージアム学芸課

電話番号(087)822-0247

香川県電子申請・届け出システム(各回)

8.その他

  • 当館では、どなたにも利用しやすい施設運営を心がけており、身体に障害のある方やご高齢の方などに安心してご利用いただけるよう、車イスの貸出しなどを行っています(詳しい設備や対応については、当館ホームページの「バリアフリー情報」をご覧ください)。
  • 当館が行う各種イベントへの参加に当たって、何らかのお手伝いを必要とされる場合には、お申し込みの際にその旨をお知らせください。

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