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本県では、いよいよ4月24日(木曜日)より、「こども図書館船 ほんのもり号」が運航を開始しました。
運航初日には、清々しい春空の下、高松港で「こども図書館船 ほんのもり号」が披露され、就航記念式典を開催しました。
この船をご寄贈いただいた建築家の安藤忠雄さんをはじめ、当運航のためにご支援いただいた企業・団体の方々、運航準備にご協力いただいた各市町の方々などをお招きし、盛大なファンファーレとなりました。
華々しくテープカットを執り行い、多くのご支援者などに見送られた後、安藤さんと共に「ほんのもり号」で向かった先は「男木島」です。
男木島への航海では、瀬戸内海の素晴らしい景観に囲まれて、海や島との一体感を味わい、船内所狭しと並べられた「瀬戸内海を感じられる本」にも魅了されました。短時間のクルーズでしたが、身も心も瀬戸内海を味わえる素晴らしい船だと実感しました。
男木島では、島の子どもたちや地域の方々などに歓迎され、この船の運航をこれほどまで期待されていたのだということも実感しました。子どもたちに囲まれ、花束とともに記念撮影を受けられた安藤さんの笑顔も、とても印象的でした。
安藤さんには、このような素晴らしい体験をもたらしてくれる「こども図書館船 ほんのもり号」を寄贈いただき、心より感謝申し上げます。
男木島での歓迎式典が終わると、早速、子どもたちが「ほんのもり号」に乗ってクルーズに出発です。船に向かって手を振ると、瀬戸内海の彼方に見えなくなるまで、屋外展望デッキから声高々に応えてくれた子どもたちの楽しそうな姿を見て、これからの「こども図書館船 ほんのもり号」の運航には、胸が高鳴る思いです。
これから、一人でも多くの子どもたちに「ほんのもり号」を利用していただき、瀬戸内海で今しか味わえない一生ものの思い出を作ってほしいと思います。船、島、本のさまざま体験を準備したいと考えていますので、どうぞご期待ください。
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