児童・思春期外来
- 児童・思春期外来では、小児から思春期のお子さまに特化して、不登校やひきこもり、情緒や行動の障害、発達に関するご心配、また若年の方にみられる統合失調症などの精神疾患に対して、専門的な診療を行っています。
- 児童・思春期は、心身の発達が著しい時期であり、この時期にはさまざまな精神的な問題や疾患が現れることがあります。心の不調や発達に関する悩みは、お子さまご本人だけでなく、ご家族にも大きな影響を及ぼします。
- 当外来では、医師や関係スタッフが連携し、安心してご相談いただける環境づくりを心がけています。お気軽にご相談ください。
治療について
児童・思春期の精神疾患の治療は、お子さま一人ひとりの状態や背景に合わせて、さまざまな方法を組み合わせて行います。
1.精神療法(カウンセリング)
- お子さまの気持ちや困りごとを丁寧に聴き、理解し、安心して話せる場を提供します。
- 認知行動療法や家族療法など、症状やご家庭の状況に合わせた専門的な心理療法を行います。
2.薬物療法
- 必要に応じて、症状を和らげるためにお薬を使用します。
- ADHDにはコンサータなどの治療薬、うつ病や不安障害には抗うつ薬・抗不安薬、統合失調症には抗精神病薬など
3.家族支援
- ご家族への説明や相談を通じて、ご家庭での対応方法や支援の仕方を一緒に考えます。
- 学校や関係機関とも連携し、総合的なサポートを行います。
4.環境調整
- 学校や家庭での過ごし方、学習環境の調整など、ストレスを減らすための工夫を提案します。
5.必要に応じた専門機関への紹介
- より専門的な支援が必要な場合は、他の医療機関や福祉サービス、教育機関とも連携します。
担当医師
・大嶋功(当院常勤医師)
・(非常勤)繪内利啓(えないメンタルクリニック)
・(非常勤)中土井芳弘(四国こどもとおとなの医療センター)
・(非常勤)福間亮介(四国こどもとおとなの医療センター)
お子さまのこころの不調やご家族のご心配がある場合は、早めにご相談いただくことが大切です。当院の児童・思春期外来では、一人ひとりに合った支援を心がけております。お気軽にお問い合わせください。
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