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公開日:2017年2月15日

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平成22年国勢調査 従業地・通学地による人口・産業等集計結果

通勤・通学人口は約44万6千人 5年前より4.0%減少

平成22年10月1日現在で実施された、「平成22年国勢調査」の従業地・通学地による人口・産業等集計(通勤・通学人口、昼夜間人口等)の結果に基づき、次のとおり、香川県分をとりまとめました。

平成22年国勢調査 従業地・通学地による人口・産業等集計結果(香川県分)(PDF:475KB)

全国平均と比べ、自市町内で従業・通学する者の割合が高い

  • 平成22年10月1日現在の香川県の15歳以上の就業者・通学者(505,813人)のうち、通勤・通学人口は446,001人で、平成17年(464,652人)と比べて18,651人、4.0%の減少となっている。
  • 平成17年と比べると、従業地・通学地が自市町の者は294,641人で6.7%の減少、県内の他市町の者は137,305人で2.5%の減少、従業地・通学地が他県の者は7,011人で13.1%減少となっている。また、自宅で従業している者は、59,646人で21.8%減少となっている。
  • 就業者・通学者の従業地・通学地別の割合をみると、県内の他市町の割合は平成17年の26.0%から27.1%に上昇しているのに対し、他県の割合は1.5%から1.4%に、自市町の割合は58.4%から58.3%へと低下している。全国平均と比較すると、自市町内で従業・通学する者の割合が高くなっている。

他市町への通勤者の割合は男性32.3%、女性25.4%

  • 他市町への通勤者の割合は、男性が32.3%、女性が25.4%となっている。
  • 他市町への通勤者の割合を年齢階級別にみると、男性は20〜54歳で36%台となっており、30〜34歳が36.9%と最も高くなっている。女性は30歳以上で年齢階級が高くなるにしたがってその割合は低下しており、25〜29歳が35.7%と最も高くなっている。
  • 全国平均と比べると、全ての年齢階級で低くなっている。

第2次、第3次産業では自市町で従業する割合が高い

  • 15歳以上の就業者の従業地別割合を産業別にみると、第1次産業では自宅の割合が高く、「農業、林業」では82.6%を占めている。
  • 第2次産業では自市町の割合が高くなっているが、「製造業」では他市町で従業する割合が38.9%と他の産業に比べて比較的高くなっている。
  • 第3次産業でも自市町の割合が高いが、「運輸業、郵便業」が40.7%、「教育、学習支援業」が37.0%など他市町で従業する割合が他の産業に比べて比較的高くなっている。
  • 全国平均と比べると、第2次、第3次産業で自市町で従業する割合が高くなっている。

他市町に通勤・通学する者が多いのは、宇多津町、三木町、綾川町、多度津町、まんのう町、琴平町

  • 15歳以上の就業者・通学者のうち、「従業地・通学地が他市町である者」の割合を市町別にみると、宇多津町(66.3%)が最も高く、三木町(60.0%)、綾川町(57.5%)、多度津町(55.2%)、まんのう町(55.2%)、琴平町(52.5%)など5町でも半数を超えている。
  • これに対して、「従業地・通学地が他市町である者」の割合が低い市町をみると、直島町が7.8%と最も低く、次いで高松市が11.9%、小豆島町が16.0%などとなっている。

他市町から通勤・通学してくる者が多いのは、宇多津町、琴平町、多度津町、坂出市

  • 県内の各市町で従業・通学する15歳以上の就業者・通学者のうち、「常住地が他市町である者」の割合を市町別にみると、宇多津町(69.0%)、琴平町(53.4%)、多度津町(53.2%)、坂出市(51.5%)の1市3町で半数を超えている。
  • これに対して、「常住地が他市町である者」の割合が低い市町をみると、小豆島町が15.7%と最も低く、次いで土庄町が16.6%、高松市が18.2%などとなっている。

昼夜間人口比率は坂出市、直島町が高く、まんのう町、三木町で低い

  • 昼夜間人口比率(夜間人口100人当たりの昼間人口の割合)は、坂出市が111.0と最も高く、次いで直島町が109.9となっているほか、2市4町で100を超えている。また、まんのう町(86.0)、三木町(87.9)の2町で90を下回っている。昼夜間人口比率が100を超えている近隣の市町では昼夜間人口比率が低くなる傾向がある。
  • 平成17年と比べると、綾川町(5.4ポイント)、直島町(3.7ポイント)などが上昇している一方、琴平町(3.9ポイント)、善通寺市(1.2ポイント)などで低下している。

高松市への流入人口は3,600人減少、流出人口は2,930人増加

  • 高松市を従業地・通学地として他市町から流入する15歳以上人口は41,249人(高松市を従業地・通学地とする者(228,694人)の18.0%)で、平成17年に比べ3,600人、8.0%の減少となっている。
  • このうち、県内の他市町からの流入を市町別でみると、さぬき市からの流入が7,918人、三木町からの流入が6,608人、丸亀市からの流入が5,325人などとなっている。
  • 一方、高松市に常住し、他市町を従業地・通学地として流出する15歳以上人口は24,927人(高松市に常住する15歳以上就業者・通学者(209,785人)の11.9%)で、平成17年に比べ2,930人、13.3%の増加となっている。
  • このうち、県内の他市町への流出を市町別でみると、さぬき市への流出が4,096人、坂出市への流出が3,695人、三木町への流出が3,553人などとなっている。

香川県への流入人口は884人減少、流出人口は1,060人減少

  • 香川県を従業地・通学地として他県から流入する人口は9,014人(香川県を従業地・通学地とする者(507,816人)の1.8%)で、平成17年に比べ884人、8.9%の減少となっている。
  • 県別では、徳島県からの流入が3,059人、愛媛県からが2,242人、岡山県からが2,025人などとなっており、平成17年と比べると、徳島県からの流入は5.5%、愛媛県からの流入は4.7%、岡山県からの流入は7.7%それぞれ減少している。
  • 一方、他県を従業地・通学地として香川県から流出する人口は7,011人(香川県で常住する15歳以上就業者・通学者(505,813人)の1.4%)で、平成17年に比べ1,060人、13.1%の減少となっている。
  • 県別では、愛媛県への流出が2,257人、岡山県へが1,749人、徳島県へが1,402人などとなっており、平成17年と比べると、愛媛県への流出は15.2%、岡山県への流出は7.2%、徳島県への流出は13.6%それぞれ減少している。

用語の解説

  1. 通勤・通学人口 「通勤・通学人口」とは、1.自宅外で従業している15歳以上就業者の人口と2.学校(予備校などの各種学校,専修学校を含む。)に通っている15歳以上通学者の人口をいう。
  2. 流出人口(通勤・通学者) A市における「流出人口(通勤・通学者)」とは、A市に常住しA市以外へ通勤・通学する人口をいい、「流入人口(通勤・通学者)」とは、A市以外に常住しA市に通勤・通学する人口をいう。
  3. 昼間人口と夜間人口 従業地・通学地による人口(昼間人口)とは、従業地・通学地集計の結果を用いて、次により算出された人口である。ただし、この昼間人口には、買物客などの非定常的な移動については考慮していない。また、常住地による人口(夜間人口)とは、調査の時期に調査の地域に常住している人口である。
  4. 昼夜間人口比率 昼夜間人口比率は、常住人口100人当たりの昼間人口の割合であり、100を超えているときは通勤・通学人口の流入超過、100を下回っているときは流出超過を示している。

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