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令和元年10月1日、アラガン・ジャパン株式会社のゲル充填人工乳房及び皮膚拡張器の自主回収を受け、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本形成外科学会、日本乳癌学会及び日本美容外科学会が患者に向けた情報提供文書(下記ファイル参照、令和4年2月18日一部改訂)を公表しました。
情報提供文書によると、特にゲル充填人工乳房が植え込まれている方への情報提供として、症状のない方に対する予防的なゲル充填人工乳房の摘出はないとされています。
ゲル充填人工乳房の破損や合併症の早期発見のために、自己検診と医療機関での定期検診を継続して行うことが重要とされています。
令和4年2月18日には、上記の4学会から、国内3、4例目となる乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫の発生について公表があり、定期診察・自己検診の重要性について再度示されています。
ゲル充填人工乳房による乳房再建を受けた方で、乳房に違和感あるいは異常を感じた場合は、迷わず主治医に相談してください。
【患者向け情報提供文(日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本形成外科学会、日本乳癌学会、日本美容外科学会作成)】
【参考】
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