管内の概要

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地理的状況

満濃池

中讃地域は、県の中西部に位置し、南は讃岐山脈を境に徳島県に接し、北は瀬戸内海に向かって緩やかに傾斜しています。その中間には低い里山が点在しながら平野が広がり、総面積は589k平方メートル（県土の31.4％）、耕地面積は10,331ha（県全体の34.8％）で平坦部の大部分は沖積層の水田地帯です。気候（多度津測候所、令和元年）は、年平均気温17.2℃、日照時間2,238.8時間、年間降水量1,194mmと温暖少雨の瀬戸内式気候です。

管内農業・農村の現状

基幹的農業従事者は、平成17年からの10年間で23％減少し、65歳以上が83.6％を占め、農業者の減少と高齢化が加速化しています。こうした中、中山間地域を中心に耕作放棄地が増加していますが、最近では、オリーブの導入や農外企業の参入などにより、少しずつ耕作放棄地の再生に向けて取り組んでいます。
新規就農者数は、近年、自営就農・雇用就農とも一定数が確保されています。
集落営農法人は、JAの1支店1農場構想に基づく法人を含め83法人が組織され、地域農業の担い手として経営を行っています。
農業形態は、水稲と園芸を組合わせた複合経営や、施設園芸などの集約的経営で、生産性の高い農業が展開されています。

◆耕地面積・農家戸数・農家人口

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