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学校事務室にて
県立学校の事務室では、複数名の学校事務職員が担当に分かれて業務を行っています。私が現在担当している業務の内容は、特別支援教育就学奨励費や旅費、服務に関する事務、会計事務、文書事務、電話・来客応対などです。
また、年に数回は近隣の県立学校事務職員が集まり、事務処理についての情報交換や研修を行います。業務に必要な知識を得たり他校の様子を聞いたりすることができ、自分の業務に生かすこともできます。そして、入庁1年目から県外出張にも参加し、県外の学校事務職員の業務の工夫を学ぶ機会もありました。
採用されてから、学校事務職員という立場で学校に関わるようになり、これまで自分が想像していたよりも多くの人が、明るい学校づくりのために尽力していることを知りました。私もその素敵な学校づくりに関わる一員として、責任と自覚をもって業務に取り組んでいます。学校では、卒業式や学校祭などの行事もあり、子どもたちの成長や季節を身近に感じながら仕事ができるのも魅力的であると感じています。
現在勤務している香川中部養護学校は、幼稚部から高等部まであり、県内の特別支援学校の中でも規模が大きいため、一つ一つの業務の量が多くなっています。限られた時間の中で効率よく仕事に取り組むために、業務の優先順位をつけ、見通しを立てるなど工夫しています。また、疑問に思うところは自分で調べたり、周りの先輩方に尋ねたりして、正確な事務処理を行うよう心がけています。
電話・来客に応対する際には、笑顔で丁寧に接するようにしています。初めて学校に来られる方にとっては、私の対応が学校の第一印象となることもあります。学校全体の動きを可能な限り把握しておき、落ち着いて適切な対応ができるよう気を付けています。
現在担当する業務について、より専門性を高めていきたいと思います。旅費や会計事務の業務を行っているうちに、経理に関する知識も身につけた方がよいと考え、会計などに関する資格取得にも挑戦しています。学んだ知識に自分なりの創意工夫を加え、日々の業務に生かすことが今後の目標です。
学校事務職員としてやりがいのある仕事に取り組む中で、自分自身の視野が広がり、入庁して良かったと感じています。公務員試験は対策に必要な時間が長く、大変なこともあると思います。時にリフレッシュしながら、仲間と励ましあって取り組んでください。香川県のために働きたいと思う熱意のあるみなさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
平成30年4月 現在の職場
(掲載内容は、令和3年2月現在のものです。)
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