ホーム > 組織から探す > 感染症対策課 > 香川県感染症情報 > ロタウイルスが疑われる感染性胃腸炎の集団発生について【注意喚起】

ページID:61090

公開日:2026年4月17日

ここから本文です。

ロタウイルスが疑われる感染性胃腸炎の集団発生について【注意喚起】

令和8年4月13日(月曜日)、東讃保健所管内の小学校において、感染性胃腸炎の集団発生が疑われる事例の報告がありました。東讃保健所が調査した結果、食中毒ではなく、通常の活動内で感染が広まったと考えられ、採取した5検体すべてからロタウイルスが確認されたことから、本日、ロタウイルスが疑われる感染性胃腸炎であることが判明しました。学校では、学校医及び保健所との連携のもと感染拡大防止に向けた対応を行っております。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎は、一般的に毎年3~5月にかけて乳幼児(0~6歳頃)を中心に流行します。ロタウイルスは感染力が強く、ごく少量のウイルスが体内に入るだけでも感染するため、集団感染を起こしやすく、集団生活の場である施設等では注意が必要です。
県民の皆様におかれましては、手洗いなどの基本的な感染対策の徹底に加えて、嘔吐・下痢などの症状が出た場合の適切な対応について改めて御確認いただきますようお願いいたします。

1発生事例

発生施設:東讃保健所管内の小学校

主症状:腹痛、嘔吐、発熱、下痢、吐き気
有症者数:80人(児童79人、職員1人)(ピークであった4月13日現在)

52人(児童51人、職員1人)(4月16日現在)

検査結果:採取した5検体(患者便)すべてからA群ロタウイルスを確認

2ロタウイルスによる感染性胃腸炎とは

  • 流行時期:毎年、3月から5月にかけて乳幼児を中心に胃腸炎の流行が起こり、この中にロタウイルスによる胃腸炎が多く含まれています。
  • 潜伏期間:2~4日
  • 症状:下痢(血便、粘血便は伴わない)、嘔吐、発熱、腹痛等

何度も感染を繰り返すことで重症化に対する防御効果が高まるため、大人の場合、ほとんどが軽症ですが、乳幼児は重症化しやすく、注意が必要です。

  • 感染経路:病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)
  • 予防策:一般的な感染性胃腸炎の予防策に加え、乳幼児の重症化予防のため、ロタウイルスワクチン(定期接種)の接種も有効です。アルコールは効果がありませんので、消毒には次亜塩素酸ナトリウムを使用しましょう。

【感染性胃腸炎の予防】

1基本的な感染対策

  • トイレの後、食事の前、調理の前には流水と石けんで手をよく洗う。
  • まな板、包丁、布巾等はその都度、洗剤で洗い、熱湯等で十分消毒する。
  • 食品は十分に洗い、二枚貝を調理する場合は、中心部までよく加熱(85~90℃で90秒以上)する。

2嘔吐・下痢などの症状が出た場合

  • 便や嘔吐物を処理するときは、使い捨てのマスク、手袋、エプロンを着用し、処理後は流水と石けんで手を洗う。
  • 衣類が便や吐物で汚れた時は、次亜塩素酸ナトリウムでつけおき消毒し、他の衣類と分けて洗濯する。
  • トイレのドアノブや手すりなど、多くの人が触れる場所は次亜塩素酸ナトリウムで拭き取り消毒※する。

※次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させるため、拭き取り後、10分程度したら水拭きする。

[参考]
・香川県「感染性胃腸炎の予防方法」
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kansensyo/kansensyoujouhou/kansen/norovirus.html

国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト「ロタウイルスによる感染性胃腸炎」
https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/rotavirus-infectious-gastroenteritis/index.html(外部サイトへリンク)
・厚生労働省「ロタウイルスに関するQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/index.html(外部サイトへリンク)

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部感染症対策課

電話:087-832-3303