令和5年5月7日までの新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養または自宅療養中における公費負担医療について

このページは、令和5年5月7日までの公費負担医療の取扱いについて記載しています。
5類感染症移行後の令和5年5月8日以降の取扱いは、こちらのページをご覧ください。

宿泊療養または自宅療養の対象となった軽症者等が療養期間中に医療機関等で受診した新型コロナウイルス感染症に係る医療費は、次のとおりの内容で、公費負担の対象となります。

1.概要

新型コロナウイルス感染症に係る医療のうち、保険給付後になお残る自己負担相当額については、公費負担の対象となります。

2.対象となる医療

• 宿泊療養または自宅療養期間中に受けた医療であること
  　※患者であることが確定する前や、療養の解除後に実施した医療は、対象外です。

• 新型コロナウイルス感染症に係る医療であること
  　※新型コロナウイルス感染症に関するものではない医療や、感染していなかったとしても実施されたであろう医療
  　　は、対象外です。

3.軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養中の公費負担医療の受給資格の確認方法について

（１）発生届の対象である患者の場合

（２）発生届の対象とならない患者の場合

4.陽性確定時における医療費公費負担の対象となる医療について

• 公費負担の対象になるのは、「医師が陽性者であると確定診断をしたとき」からです。
  (１) 発生届の対象である患者の場合は、各医療機関において止むを得ない場合を除き、当日中に発生届をＨＥＲ－ＳＹＳに入力していただくよう御協力をお願いします。
• 発熱等の症状で受診した患者が当日に検査で陽性となり、医師が確定診断をした場合は、それ以降の解熱剤などの新型コロナウイルス感染症に関連する治療が公費負担の対象になります。
  （例：処方箋料、調剤薬局における薬剤費等）
  　※医療機関から調剤薬局へ公費負担者番号等をお知らせください。
• 検査により陽性が確定する前に実施した初診料・再診料・院内トリアージ料などは、新型コロナウイルス関連の治療とは認められず、同日であったとしても公費負担の対象とはなりません。この場合、保険診療、公費による検査、公費による治療が混在することになり、患者に一部負担金が発生することになりますので、ご留意ください。
• 香川県陽性者登録センター等に申し込み、陽性患者として登録された場合は、その登録された日から宿泊療養または自宅療養の期間に入りますので、その期間中に医療機関等で受診した新型コロナウイルス感染症に係る医療費については、初診料・再診料・院内トリアージ料なども含めすべて公費負担の対象となります。

※療養期間の考え方は、こちらをご覧ください。

5.軽症者等に係る公費負担医療別の公費負担者及び受給者番号について

【注意】以下の公費負担者番号は、令和5年5月7日までの番号であるため、5月8日以降の診断・検査の診療報酬請求には使用しないでください。