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公開日:2025年8月29日

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栗林公園開園150年記念

「栗林荘を歩く」

展示の概要

開園150年を迎えた栗林公園、その江戸時代の姿を紹介します

  • 明治8年(1875)に県立公園として開園してから150年を迎える栗林公園。その前身である高松藩の大名庭園・栗林荘(りつりんそう)の姿を江戸時代の公式ガイドブック「栗林荘記」を中心に紹介します。
  • 栗林荘は、初代高松藩主松平頼重(よりしげ)が庭園として整備を始め、歴代藩主に引き継がれながらその姿を変えてきました。その歩みの中で、五代藩主頼恭(よりたか)が行った整備と名所の名付けは、大きな画期となるもので、現在の栗林公園にも引き継がれています。
  • 頼恭による整備を機に、藩の儒学者・中村文輔が記した「栗林荘記」は江戸時代の栗林荘を歩いているかのような文章で書きつづられています。当館初となる「栗林荘記」全編公開とともに、絵図や関連記録で、栗林荘の魅力を語ります。
会期 令和7年95日(金曜日)から令和7年1019日(日曜日)
開館時間

午前9時から午後5時、夜間開館時は午前9時から午後8時(いずれも入館は閉館の30分前まで)

休館日

毎週月曜日(ただし9月15日・10月13日は開館)、9月16日(火曜日)、10月14日(火曜日)

会場

香川県立ミュージアム(高松市玉藻町5-5)常設展示室1
展示数 23件23点
観覧料

一般500円、団体(20名以上)400円

  • 特別展「小沢剛の讃岐七不思議」(会期:令和7年8月9日~10月13日)の観覧券でご覧いただけます。
  • 高校生以下の方、香川県在住の65歳以上の方、障害者手帳・特定医療費(指定難病)受給者証・小児慢性特定疾病医療費受給者証等の提示者とその介護者の方は無料となります。

関連イベント

ミュージアムトーク

担当職員が展示内容についてわかりやすくお話しします。

日時

令和7年96日(土曜日)

令和7年1011日(土曜日)

いずれも午後2時から開始

会場 常設展示室1
参加料 無料(別途観覧券が必要)
申込 不要

 

学芸講座「栗林荘を歩く」

展示されている「栗林荘記」の内容を読み解きながら、江戸時代の栗林荘の魅力についてご紹介します。

日時

令和7年927日(土曜日)午後1時30分から午後3時

定員 72名(要事前申込)
参加料 無料
会場 地下1階講堂

展示品

【前期展示】栗林図(りつりんず)江戸時代
空から栗林荘を見てみよう
  • 栗林荘全体の姿を西の上空から見下ろした視点で描いた絵図。画面左が北になる。北湖(ほっこ)、南湖(なんこ)がある南庭、群鴨池(ぐんおうち)、芙蓉沼(ふようしょう)がある北庭で構成される栗林荘の様子がよく分かる。
  • 栗林荘の地形や建物が丁寧に表現され、樹木や草花の描き分けもされている。梅、桜、藤、つつじの開花や楓の紅葉等、季節の異なる様子が同時に描かれている。
  • 制作年代は不明だが、「栗林荘記」の記述とあわせて鑑賞すると江戸時代の栗林荘の様子をより具体的にうかがうことができる。

栗林図

栗林荘記(りつりんそうき)延享2年(1745)
江戸時代の栗林荘のガイドブック
  • 五代高松藩主松平頼恭(よりたか)に仕えた儒学者・中村文輔による栗林荘の紹介文。本書は当初、冊子形態であったが、後に巻子に仕立て直されている。本展で、当館では初めて全編を公開する。
  • 朱線が引かれている箇所が庭園内の名所の名前で、江戸時代の正門であった北の門「嶰口(かいこう)」から「潺湲池(せんかんち)」、「芙蓉池(ふようち)」、「西湖(さいこ)」…と、文章が進む。その順番は現地の様子に対応しており、当時の順路に従って表現されていることが分かる。庭園内を歩いているかのような気分を味わえる文章となっており、江戸時代の栗林荘を知る上で重要な資料。
栗林荘記

【後期展示】栗林図愛駿榭(あいしゅんしゃ)・講武榭(こうぶしゃ)・青渓(せいけい)昭和6年(1931)写、原図:江戸時代鎌田共済会郷土博物館蔵

初公開資料!
  • 公益財団法人鎌田共済会郷土博物館に収蔵されている栗林図3点の内の1点。昭和時代の写しながら、原図は江戸時代のものと考えられ、他の絵図と比べて庭園内の描写がくわしい点が特徴である。
  • 庭園中央部周辺を描いた図で、馬の訓練場「愛駿榭(あいしゅんしゃ)」、弓術の練習場「講武榭(こうぶしゃ)」の建物の様子がよく分かる。いずれの建物も後に移転されたり失われたりするが、「栗林荘記」に記述があり、文章表現と建物の絵画描写を比較することができる。
栗林図(愛駿しゃ・講武しゃ・青渓)
 

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電話:087-822-0247