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公開日:2020年12月26日

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伊吹八幡神社の秋祭(観音寺市)

概要

文化財指定

所在地・伝承地音寺市伊吹島

祭礼・公開日10月第一土曜日・日曜日

概要吹島のチョウサは、地元に伝わる古文書などにより、文化5(1808)年頃に大坂から直接購入し新調したことが知られており、現在のチョウサも古い要素を残しているとされる。
祭りは、神輿を船に乗せ島を一周する船渡御や42歳の厄年の者がなるハサミ箱が、神輿や行列の進行を司る(進行を邪魔する)ことなどに特徴がある。

撮影日2007年

参考文献伊吹八幡神社の秋祭り」香川県教育委員会『香川県の祭り・行事』2008

写真

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祭り当日、神社に奉納される南支部のチョウサ 奉納される西支部のチョウサ 神社で奉納される西支部のチョウサ
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猿田彦を先頭に、獅子、42歳の厄年の者が役をするはさみ箱、薙刀、弓、矢、鉄砲、毛槍、傘、神輿などがつづく。 神輿も坂を下って港に向かう 二人のハサミ箱には行列の進行を止めるなど、大きな力が与えられている
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神輿をはじめ、行列一行は船に乗る 海上渡御を行う 真浦港を出て、沖合で反時計回りに三周、円を描くように船を走らせる
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7から9の間、三台のチョウサは港で見送りながらサシアゲをする 神輿を乗せた船は、そのあと島を一周し、エビスさんや網元の工場前で船を反時計回りに走らせる 真浦港に戻ると、顔に墨を塗りハサミ箱をもつ奴が、見物人の前で即興芸や唄を披露するなど、神幸を止める
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その後、神輿と行列は神社に戻り、チョウサもお供してあがり、それぞれのチョウサをサシアゲて祭りは終わる

写真の説明

  1. 祭り当日、神社に奉納される南支部のチョウサ
  2. 奉納される西支部のチョウサ
  3. 荒神社で奉納される西支部のチョウサ
  4. 猿田彦を先頭に、獅子、42歳の厄年の者が役をするはさみ箱、薙刀、弓、矢、鉄砲、毛槍、傘、神輿などがつづく。
  5. 神輿も坂を下って港に向かう。
  6. 二人のハサミ箱には行列の進行を止めるなど、大きな力が与えられている。
  7. 神輿をはじめ、行列一行は船に乗る。
  8. 海上渡御を行う。
  9. 真浦港を出て、沖合いで反時計回りに3周、円を描くように船を走らせる。
  10. 7から9の間、3台のチョウサは、港で見送りながらサシアゲをする。
  11. 神輿を乗せた船は、その後島を一周する。その間、島のエビスさんを祀っているところや網元の工場の前へ行くと、それぞれの場所で反時計回りに3回船をまわす。写真は北浦港での様子。
  12. 真浦港に戻ると、顔に墨を塗ったハサミ箱を持つ奴が、見物人の前で即興芸や唄を披露するなど、神幸を止める。
  13. その後、神輿と行列は神社に戻り、チョウサもお伴してあがり、それぞれのチョウサをサシアゲて祭りは終わる。

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