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令和7年9月7日(日曜日)にかがわマラソンコースの検定(※1)を実施しました。
9月29日(月曜日)に日本陸上競技連盟よりコース検定の合格通知が届き、マラソンコースとして「公認(※2)」を取得いたしました。
また、検定の結果、下記の箇所においてコース調整を実施しました。
1…検定とは、日本陸上競技連盟から派遣される計測員によるコースの計測作業のこと。
マラソンコースの計測はワイヤーでの計測方法と自転車での計測方法がありますが、かがわマラソンコースは近年主流である自転車計測による計測を実施しました。
2…公認とは、競技会を実施するコース〔正確には長距離競走(歩)路〕や競技場が、日本陸上競技連盟が定める規則に合致していることを示すもの。
詳細は下記の報道提供資料をご参照ください。
かがわマラソン公式ウェブサイト(外部サイトへリンク)では、随時、最新情報を発信しておりますので、公式SNSとあわせて最新情報のご確認をお願いいたします。
(調整箇所1)
調整前:県道176号線を北上→郷東町交差点を左折ののち、折り返して県道33号線を東進
調整後:県道176号線を北上→郷東町交差点を右折して県道33号線を東進
(調整箇所2)
調整前:県道176号線の折り返し地点を光明寺西側の交差点内に設置
調整後:県道176号線の折り返し地点を南定木集会所東側の交差点内に設置
コースの詳細は下記をご参照ください。
9月24日(水曜日)に行われた日本陸上競技連盟施設用器具委員会会議において、かがわマラソンコースが日本陸上競技連盟の「公認」取得を認められました。コース公認や検定の様子について、ご紹介します。
マラソンコースはじめ、日本陸上競技連盟が公認記録として定める距離のコース(長距離競走路)が、距離や勾配など、競技規則で定められた条件を満たすことを確認する作業のことを「検定」といいます。公認されていないコースでの記録は日本陸上競技連盟の公認記録とはなりません。
9月7日(日曜日)に、日本陸上競技連盟から3名の計測員にお越しいただき、コース検定(計測作業)を実施しました。コースの計測方法には、ワイヤー計測と自転車計測がありますが、かがわマラソンのコースの計測は、近年主流である自転車計測によって行われました。自転車の前輪に専用の計測器(ジョーンズカウンター)を装着して実際にコースを走行し、その回転数を計算して正確な距離を測定します。
コース計測の前には、「カリブレーション」という重要な手順があります。カリブレーションと は、自転車計測のいわば「正確なものさしづくり」です。 カリブレーションは、直線 4 00m のコースを正確に作ることから始まります 。 カリブレーション に使うのは一般的なナイロン製のメジャーで はなく、鋼鉄製の「検定用メジャー」という精密なメジャーです 。 まず、 巻き取られた状態の 50m メジャーをすべて伸ばし、その日の気温に応じて算出された力で 3 0 分間メジャーを引っ張り、まっすぐで正確な 5 0 m を 作ります。そして 5 0m ずつを計測しながら移動し、直線のカリブレーションコースを作ります。
正確な400m ができたら、コース計測に出発する直前に、カウンターを付けた自転車で直線を往復し、「何回転で400m 」という基準を確定させます。(プレカリブレーション)
このプレカリブレーションが完了してはじめて、コースの計測に移ります。
自転車計測員のみなさんが、コースとなる道路の、ランナーが走ることのできる「最短距離」を計測します。自転車の前後を車両で守りながら、安全に計測していただきました。(香川県警察・道路管理者の許可を受け、指導のもと実施しています。)
コースをすべて測り終えたら、もう一度カリブレーションコースでのカウンター確認作業を行い、「正確なものさし」に異状がないかを確認します。(ポストカリブレーション)
このように、かがわマラソンのコース検定(計測)は行われました。
9月上旬のまだまだ暑い深夜から早朝にかけて自転車計測いただいた計 測員の方々、安全に実施するためにサポートいただいた警備員、協力会社スタッフのみなさま、実施のための準備にご協力いただいた香川陸上競技協会、香川県警察や各道路管理者のみなさま、本当にありがとうございました。多くの方々のご尽力、ご協力のおかげで、かがわマラソンコースができあがっております。
コース検定の詳細は下記をご参照ください。
かがわマラソン実行委員会事務局
(香川県交流推進課マラソン準備室内)
TEL:087-832-3867 / FAX:087-806-0243
E-mail:marathon@pref.kagawa.lg.jp
平日 8時30分~17時15分/土日祝日を除く
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