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公開日:2020年12月10日

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修了生の進路について

修了生の進路

進路

人数

漆芸作家

176人

漆器業・漆工技術者

166人

その他

136人

478人

令和7年3月現在

修了者の状況

香川県漆芸研究所は、香川に伝わる蒟醬(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)などの漆芸技法の伝承と後継者の育成を目的とする全国初の施設として1954(昭和29)年に発足しました。1957(昭和32)年1月に第1回修了者を世に送り出して以来、現在までの修了者は478人となり、漆工芸作家や漆工技術者として香川の伝統漆工芸や伝統産業の振興に寄与しています。その活躍は香川県に留まらず全国に及んでおり、我が国の漆芸界において極めて重要な役割を果たしています。当研究所修了者として、2013(平成25)年には山下義人指導員(第15回修了者)が、2020年には大谷早人指導員(第1回研究員修了者)が重要無形文化財蒟醬保持者に認定されました。

日本伝統工芸展では、過去10年間で総裁賞(1人)、朝日新聞社賞(1人)、奨励賞(1人)、新人賞(3人)を当研究所の修了者が受賞しており、令和6年度の第71回日本伝統工芸展では、漆芸部門の入選者総数74人のうち当研究所の修了者は17人となってます。

当研究所修了者の入選者占有率

日本伝統工芸展

入選者総数

当研究所の修了者

入選者占有率

第71回 74人

17人

23%

第70回 79人

22人

28%

第69回 78人

17人

22%

また、日本伝統漆芸展においては、過去10年間で当研究所修了者が文部科学大臣賞(4人)、東京都教育委員会賞(3人)、朝日新聞社賞(2人)、MOA美術館賞(3人)、奨励賞 輪島漆芸美術館賞(2人)、奨励賞 熊本県伝統工芸館賞(2人)、奨励賞 高松市美術館(5人)、新人賞(1人)を受賞しており、令和6年度の第42回日本伝統漆芸展の入選者総数82人のうち当研究所の修了者は21人となっています。
 

彫漆盛器「早春」松原弘明

第38回 日本伝統漆芸展 文部科学大臣賞
ちょうしつもりき「そうしゅん」
彫漆盛器「早春」
奥行28.2x幅28.2x高8.7
松原弘明
昭和63年3月研究生課程修了
現在、漆芸研究所工芸指導員(彫漆)
(撮影:高橋章)
 

作品藪内

第28回 日本伝統漆芸展 文化庁長官賞
かんしつきんまばこ「そうらい」
乾漆蒟醬箱「爽籟」
縦14.2x横26.2x高13.7
藪内江美
平成20年3月研究員課程修了
現在、漆芸研究所専門職員(蒟醬)


当研究所修了者の入選者占有率

日本伝統漆芸展

入選者総数

当研究所の修了者

入選者占有率

第42回 82人

21人

26%

第41回 75人

17人

23%

第40回 93人

20人

22%

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