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商工労働部
企業立地推進課
総務・企業誘致グループ
主任 八木あかね
(職務経験者型(一般行政事務))
〈プロフィール〉
2014年入庁。県税事務所を経て、2022年4月から現職。高松市出身。
地域の特性や強みを生かしながら、新たな雇用の創出や地域経済の発展に繋がる戦略的な企業誘致の取組みを進めています。
◆せとうち企業誘致100プランホームページ(外部サイトへリンク)
誘致企業との立地協定締結式
立地現場の確認
東京都での企業立地フェア
私の主な業務は、香川県の立地優位性等の魅力を広く伝えつつ、企業のニーズに応じて様々な側面からワンストップで対応することで、香川県内への企業の立地を促進することです。「事業拡大」「BCP対策」「人材確保」等、地方での立地を検討する企業の狙いは様々である中、最近はテレワークなど場所に捉われない働き方の拡大により情報通信関連企業等の地方展開の動きが活発化しており、地方への誘致のチャンスは拡大していると感じています。複数の立地候補先から香川県を選んでいただくため、企業の要望等を的確に把握し、県としてできることを常に考えながら、迅速・柔軟かつ丁寧な対応に努めています。
企業から立地に関する相談を受けた際、我々は、速やかに、自然災害の少なさなどの優れた立地環境や文化・芸術等の本県の魅力をPRするとともに、活用可能な企業立地優遇制度の紹介を行います。また、不動産業者等と連携し、企業が求める規模・場所・設備等の条件に合致する用地やオフィス物件の提案・現地視察案内を行います。さらに、県が独自に設置・運営する「ワークサポートかがわ」や民間の人材紹介会社、教育機関等と連携し、人材確保の支援を行います。その他多種多様な企業の要望への対応や提案を行っています。職員が一丸となって知恵を出し合いながら最善を尽くし、熱意を持って働きかけを続けることを大切にしています。
また、立地ニーズに関するアンケート調査や、企業訪問、首都圏等において香川県のPR等を行う企業立地フェア開催等により誘致活動を展開しています。
こうした取組みの結果、香川県のビジネス拠点としての魅力を理解してもらい、立地が決定したときの喜びは格別です。新たな立地により、若者の働く場が確保されるとともに、地域経済の好循環が生まれ、地域課題の解決に向けた連携やデジタル人材育成の動きに繋がるなど、波及効果は様々で、拡がりをみせている点も大変嬉しく、さらなる誘致への励みとなっています。
県職員は、産業振興、税、福祉、インフラ等、様々な事業の政策の立案・決定から現場での事業の実施まで、幅広い切り口から、地域住民の生活基盤の安定・充実のために働くことができる点が魅力だと感じます。
また、子育てと仕事を両立しやすい制度が充実しており、利用しやすい職場風土です(育休中の代替要員確保、保育時間休暇、在宅勤務、時差出勤等)。私自身、制度や職場の理解に支えられ、入庁後2人の子の妊娠出産を経て、現在、育児と両立しながら働くことができています。家族が暮らし、子供が育っていく地域をより良くするために自ら働きたい想いが、一層強まりました。
県の業務は多岐にわたり、多様な人材が輝ける職場だと感じています。職場での業務に留まらず、家庭や地域と関わりながら生活する時間も充実させ、その中での気付きや一県民としての感性を大切にしながら、仕事に生かすこともできると思っています。家族や大切な仲間が暮らす地域の発展のために、様々な「得意」や「夢」を持つ皆様と、一緒に働けることを楽しみにしています!
(掲載内容は、令和6年2月現在のものです。)
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