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ナバナ白さび病調査の様子
私は、大学の研究室で培った酵素解析や微生物・遺伝子操作の技術を生かし、病害虫に強く、美味しい品種の開発に貢献したいと思い、県職員(農業職)を志望しました。生まれ育った香川県で生産された魅力的な農畜産物の供給を図るため、将来的には普及、行政、研究部門の隔たりなく活躍できる人材になりたいと思っています。
私は野菜部門の発生予察・防除指導を担当しており、毎月県内の各ほ場を巡回調査し、予察情報を作成・発信しています。また、ナバナ白さび病等の県内で問題視されている病害虫の感染・発病条件や防除対策についての試験研究を行っています。
8時15分 | 登庁 |
8時30分 | メールチェック |
9時00分 | 県内ほ場病害虫巡回調査 |
12時00分 | 昼休憩 |
13時00分 | 県内ほ場病害虫巡回調査 |
14時30分 | 調査データ入力・予察会議資料作成 |
15時30分 | ナバナ白さび病調査 |
16時30分 | 調査データ入力 |
17時15分 | 退庁 |
入庁前は研究職と聞くと、一日中実験室に籠ったり、ほ場での調査を行ったりしているイメージを持っていました。しかし、防除所での業務は想像以上に幅広く、試験研究以外にも、農薬危害防止月間には講習会を開催したり、県内の農薬販売店への立入検査では適切な農薬販売及び管理が行われているか検査し、できていない場合には適正な指導を行ったりしています。これらの業務を通して、病害虫に関する専門的な知識以外にも、社会人として必要な能力が身についていることを実感しています。
農業に関する時事的な知識も必要となりますので、県のHPをチェックするなどして対策をしていました。試験勉強や研究で忙しくなるかと思いますが、時には息抜きをして頑張ってください。皆さんと一緒に働く日を楽しみにしています。
(掲載内容は、令和6年2月現在のものです。)
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