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森林調査
幼い頃から緑豊かな自然を眺めることが好きで、大学時代は森林生態学や林産工学、砂防工学など、森林に関わる分野を学びました。そこで学んだことを生かし、地元の自然をより豊かにしたいと思い、香川県の森林科学職を志望しました。
私は現在、森林土木業務の治山事業を担当しています。具体的には、山間地域で発生する土砂災害を予防するために治山ダムの設置を計画したり、荒廃森林における森林整備の計画を行ったりしています。計画を立てる際には、実際に森林を踏査するだけではなく、ドローンを利用して空から調査を行うこともあります。
また、市町の担当者と連携して森林のパトロールを行い、災害の発生するおそれがある森林を早期に発見し、対策を講じることで、人家や田畑などに被害が及ばないよう努めています。
8時00分 | 登庁 |
8時30分 | メールチェック |
9時00分 | 公用車で現場へ移動 |
10時00分 | 工事現場で施工状況の確認、打合せ |
12時00分 | 昼休憩 |
13時00分 | 打合せ内容の取りまとめ |
14時00分 | 設計書・図面作成 |
17時15分 | 退庁 |
出先機関では、デスクワークだけではなく、現場に行く機会も多く、現場でしか得られない発見がたくさんあります。そのため、毎日、新しい知識を得ながら充実した日々を送っています。
また、休暇も取りやすいため、プライベートの時間でリフレッシュし、気持ちを切り替えて仕事に取り組むことができます。
森林科学に関する参考書は少なく、かつ出題範囲も広いので、試験対策は大変だと思います。自分が得意とする分野から、それに関する本や大学の講義で使った資料を使って準備をしていくことも有効だと思います。面接では自信を持って、県職員になりたい動機を笑顔で伝えてみてください。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
(掲載内容は、令和6年2月現在のものです。)
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