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公開日:2020年12月10日

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香緑

香緑(こうりょく)の来歴

香緑国内で最も多く栽培されるキウイフルーツ品種「ヘイワ-ド」の偶発実生から、香川県農業試験場府中果樹研究所が、特に糖度の高いものを選抜し、育成した品種です。
香川県で開発した美しい濃緑色の果肉を持つキウイフルーツは、「香緑(こうりょく)」と命名され、昭和62年に品種登録された最初のオリジナル品種です。
現在、約25haで栽培され、約100tの果実が、県内及び京阪神市場を中心に出荷されています。

主な産地・・・高松市、善通寺市、三豊市、土庄町

特徴的な外観と美しい果肉色が特徴です。

袋掛け栽培の様子

俵型(たわらがた)の外観とエメラルドグリーンの美しい果肉色です。
また、香川県では、国内で唯一、キウイフルーツの袋掛け栽培を行い、美しい外観に仕上げています。

大変、甘いグリーンキウイです。

糖度がヘイワードより2度以上高く、ジューシーな食味が特徴です。糖度測定の様子
また、光センサーを用いた非破壊糖度測定器で、収穫前に全園地の果実糖度を測定し、品質で区分して出荷しています。
海外産キウイフルーツが少なくなる11月下旬から出回ります。
「さぬき讃フルーツ」認定生産者では、「さぬき讃フルーツ」の中でも、糖度が16℃以上のものについて、独自にブランド化に取り組まれています。

キウイ

旬カレンダー

肉料理との相性が良好です。

キウイフルーツには、パイナップルと同様、たんぱく質分解酵素が含まれます。
香緑には、駒澤女子大学 西山教授の調査で、ヘイワードの約1.5倍のたんぱく質分解酵素を含むため、お肉と一緒に料理すると、肉が柔らかくなり食べやすくなります。

おいしく食べるコツ

香緑をおいしく食べるためには、お店で購入後、家庭で追熟させる必要があります。(追熟期間:追熟処理後、常温で15~20日)
購入後、果実が硬い場合は冷蔵庫に入れず、常温で保存してください。ポリ袋にリンゴを1個とキウイを一緒に詰めると、追熟が早く進むばかりではなく、しなびずに本来の風味に仕上がります。
果実の縦面を指で軽く触ってみて、鼻の頭くらいの柔らかさになっていれば食べ頃です。

つがる、王林、ジョナゴールド等エチレン生成量が多い品種が適する。

香緑の硬さ確認

香緑認定生産者

香川県では、県オリジナル品種を中心とした果物で、県で認定した生産者が栽培し、糖度など一定の品質基準を満たしたものを「さぬき讃フルーツ」として推奨しています。

品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度14.5度以上

  • 香川県農業協同組合中央地区キウイフルーツ部会
  • 香川県農業協同組合善通寺地区キウイフルーツ部会
  • JA香川県小豆島果樹部会キウイフルーツ班
  • 有限会社キウイバードコーポレーション
  • JA香川県三豊キウイフルーツ部会
  • ジャパンフルーツ株式会社 香川支店

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