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大正14年、高松市栗林での露地栽培が始まりといわれています。本格的な栽培は、戦後の昭和27~28年頃からで、当時の栽培様式は露地栽培、石垣栽培でしたが、昭和35年頃からトンネル栽培、その後次第にハウス栽培へ切り替わり、現在に至っています。
「三木2号」(母)と「さがほのか」(父)の交配により育成して、平成21年に品種登録されました。

主な産地・・・高松市、丸亀市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、三木町、綾川町
光沢のある果肉は、柔らかな食感で、ひと口食べれば果汁が多く爽やかで上品な味わい。香りも豊かで、甘く深みのある香りが口の中に広がります。果実は大きく、やや丸みを帯びたおむすび型で、まるまるっとした形が愛らしい。
香川県のイチゴ栽培の9割以上は、地面から離れたところで栽培されています。果実が空中にぶら下がっているため、日光が均一に当たるので、色、大きさ、形の良いイチゴができます。
イチゴには、野菜・果物の中でも、ビタミンCが豊富に含まれています。
また、イチゴは、先端(果頂部)の方が糖度が高いので、へたの方から2回に分けて食べると、最後までおいしく食べることができます。
香川県では、県オリジナル品種を中心とした果物で、県で認定した生産者が栽培し、糖度など一定の品質基準を満たしたものを「さぬき讃フルーツ」として推奨しています。
品質基準:秀品・優品ランク、13g(L果)以上
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