ここから本文です。
昭和20年の高松空襲では香川県の公文書のほとんどが焼失し、同時に高松藩の藩政資料もまたその多くが失われました。しかし江戸時代、藩内各地でも様々な高松藩に関する記録がつくられ、現在まで遺されたものも少なくありません。
香川県立文書館では、県の公文書を移管等により収集し、保存に努めるかたわら、こうした各地に残る資料もまた「江戸時代のアーカイブズ(公文書)」とらえ、収集に努めています。
そうした中で昨年度収集した「徳田家文書」、その中の「廻文留」などと題された5点の資料は嘉永4年から明治5年までの約20年間にわたる日々の藩士への通達とそれにまつわる出来事などが記された、幕末の高松藩の記録です。
本展示ではこの5点の資料などから、幕末を中心に江戸時代の高松藩に関するアーカイブズを紹介します。これらの記録に触れ、当時の様子に思いをはせるきっかけとなれば幸いです。
6月17日(土曜日)から9月3日(日曜日)
※休館日:毎週月曜日、祝日、7月18日(火曜日)
午前9時から午後5時
無料
香川県立文書館
香川県立文書館、1階展示室(高松市林町)
54件(主な資料の紹介は報道発表資料をご覧ください)
香川県立文書館
〒761-0301
香川県高松市林町2217-19
電話:087-868-7171、FAX:087-868-7198
このページに関するお問い合わせ