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6月28日(土曜日)、第78番札所 郷照寺~第79番札所 天皇寺のルートで、「外国人のための遍路体験」を開催しました。11ヵ国から計17名の方々が参加し、大先達さんに案内してもらいながら遍路道を歩きました。
JR宇多津駅に集合し、白衣や輪袈裟、金剛杖、菅笠を配付し、大先達さんが道具のもつ意味を説明しました。初めて参加する方も多く、手にする遍路道具に興味を示していました。
郷照寺と天皇寺では、大先達さんから山門のもつ意味や手水(ちょうず)の作法について説明していただき、全員で般若心経を唱えて参拝しました。その後、八十八(やそば)名物ところてんを皆で食べました。参加者全員が初めてのところてんで、さっぱりした味が暑さを和らげてくれました。
お遍路処八十八亭では、NPO法人遍路とおもてなしのネットワークの皆様から嬉しいお接待をいただきました。果物や冷たい飲み物、お菓子などを準備していただき、心も身体も元気になりました。猛暑の中の遍路体験でしたが、参加者一同、遍路の歴史や文化を肌で感じることができました。
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