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香川県埋蔵文化財センターでは、高校生を対象に将来の文化財保護を担う人材を育成するため、徳島文理大学文化財学科大久保徹也教授にご協力をいただき、当講座を毎年開催しています。今年度は県立丸亀高校の生徒6名が参加し、埋蔵文化財センターで考古学とはどんな学問なのか、古墳時代とはどんな時代だったのかについて、講義を受けたり、古墳などから出土した埴輪や土器を実際に見て触れたりしながら学びました。
その後、丸亀市綾歌町富熊に所在する国指定史跡快天山古墳を見学しました。あいにくの雨で、発掘調査を直に見ることはできませんでしたが、実際に古墳を歩きながら、古墳の構造や特徴を観察しました。
生徒たちからは、実際に土器や古墳を観察することができ、これまでよく分からなかった考古学がどのようなものなのかを知ることができて、とても興味深かったなどのご感想もいただきました。
今回の講座がきっかけとなって、文化財への関心を抱き、将来の進路選択や文化財について考える一助になってもらえれば幸いです。(9月7日)
写真1 講座の様子
写真2 展示室の見学
写真3 快天山古墳の見学
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