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精神科病院における薬物治療は心の治療をしていく上で重要な役割を担っています。
薬剤部では、お薬の調剤、薬剤管理指導、医薬品情報管理、持参薬鑑定などの業務に従事しており、患者さんが安心してお薬を服用できることを目指しています。
また、チーム医療の一員として褥瘡委員会などの各種委員会や「かめのこ会」(※)などの患者教室にも積極的に参加し、患者さんを専門的な立場から支えられるよう努めています。
お薬のことでわからないことがありましたら、お気軽に声をおかけください。
※かめのこ会は、統合失調症の心理教育プログラムです。(PDF:153KB)
外来患者さんや入院患者さんへのお薬の調剤を行っています。
医師の処方に基づき飲み方や飲み合わせ、患者さんの状態に合わせた適正な量のチェックなどを行っています。
飲みやすいよう剤形の提案や一包化の提案も行っており、外来患者さんでは待ち時間軽減にも努めています。
患者さんの注射剤も注射処方箋により調剤しており、配合変化や投与間隔などを内服薬同様に適正使用を確認して払い出しています。
患者さんに病気のこと、お薬の効果、副作用などの情報をお伝えしています。精神科疾患は、お薬を飲み続けることで再発の予防につなげることができます。患者さん一人一人が無理なく飲み続けられるお薬を、患者さん、医師、スタッフとともに探していきたいと思っています。
薬の適正使用や安全管理のため、添付文書の改訂、安全性情報の収集・整理、新薬情報の確認など行い、医師や医療スタッフに伝達・周知を行っています。
これによりお薬の有効性と安全性及び効率性に貢献できるよう努めています。
その他、毎月1回「薬剤部ニュース」により、医薬品情報の院内周知を図っています。
また、患者さんには、お薬説明書やお薬手帳をお渡しして情報をお伝えしています。
患者さんが入院してきた際の服用薬を確認し、お薬手帳や医薬品情報提供書などを用いて、用法・用量の確認だけでなく当院採用薬の有無や代替薬の提案なども行っています。
これにより用法・用量の間違いや規格違いなどを未然に防ぎ、当院採用薬への切り替えをスムーズに行えるようにしています。
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