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公開日:2024年10月18日

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香川県立文書館開館30周年記念事業
企画展示「北海道・瀬戸内海と小西和」
を開催します

 瀬戸内海国立公園は、昭和9年(1934年)3月16日に日本で最初の国立公園の一つとして国の指定を受け、今年は90年の節目の年を迎えました。
香川県では今年度「瀬戸内海国立公園指定90周年記念事業」として様々なイベントを行っています。本展示もその一つであり、かつ「香川県立文書館開館30周年記念事業」としても位置づけて開催します。さらに本展示は、さぬき市公文書館との共催展示としており、さぬき市公文書館で開催(9月9日~10月18日)の企画展「瀬戸内海国立公園の父 小西和」から展示資料の一部をお借りし当館資料と共に展示します。
 小西和は明治6年(1873年)寒川郡長尾名村(現在のさぬき市)に生まれました。瀬戸内海を調査研究し、明治44年に『瀬戸内海論』を発表します。明治45年には衆議院議員となり瀬戸内海国立公園の指定に尽力し、のちに「瀬戸内海国立公園の父」と呼ばれるようになりました。若き頃には、札幌農学校(現在の北海道大学)に進学したことをきっかけに、北海道の開拓に情熱を注ぎ、小西農場を開き、香川県からの移住者を迎え入れました。残念ながら農場の経営はうまくいかなくなり、北海道を去ることになりますが、現在も北海道岩見沢市栗沢町の小西和が開設した小西農場があったところは小西という地区となっています。
 香川県から北海道へは、明治以降昭和の戦後に到るまで農業開拓による移住がありました。本展示においては、小西和の功績を紹介するとともに、北海道に今も残る香川県ゆかりの地などを紹介し、瀬戸内海を通る北前船によって往来のあった北海道と香川県のつながりを紹介しています。

開催期間

10月29日(火曜日)から12月15日(日曜日)
※休館日:毎週月曜日、祝日、11月5日(火曜日)、11月26日(火曜日)~12月1日(日曜日)〈資料整理期間〉

開館時間

午前9時から午後5時

観覧料

無料

主催

香川県立文書館

会場

香川県立文書館、1階展示室(高松市林町)

展示資料

35件(主な資料の紹介は報道発表資料をご覧ください)

関連事業

「文書館アーカイブズウォーク」北前船の寄港地 粟島を歩こう!!
日時:11月17日(日曜日)午後0時30分~午後5時00分
詳細は「文書館アーカイブズウォーク」のページへ

ダウンロード

報道発表資料(PDF:805KB)

お問い合わせ先

香川県立文書館
〒761-0301
香川県高松市林町2217-19
電話:087-868-7171、FAX:087-868-7198

このページに関するお問い合わせ

総務部文書館

電話:087-868-7171

FAX:087-868-7198