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公開日:2025年10月30日

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アート・コレクション

「カラフル」

展示の概要

香川ゆかりの作家が描く、色彩に満ちた絵画

  • 色はそれぞれ異なる意味やイメージを持ち、組み合わせによって見え方が変わるため、作品を制作するうえで重要な要素となっています。画家たちもまた、こうした色に魅了され、作品に描いてきました。
  • 香川ゆかりの作家が描く、色彩に満ちた絵画作品を展示します。
会期 令和7年115日(水曜日)から令和8年118日(日曜日)
開館時間

午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日
  • 月曜日、11月25日(火曜日)~27日(木曜日)、12月9日(火曜日)~10日(水曜日)、12月21日(日曜日)~31日(水曜日)、1月1日(木曜日)
  • ただし11月17日(月曜日)、11月24日(月曜日・振替休日)、12月1日(月曜日)、12月15日(月曜日)、1月5日(月曜日)、1月12日(月曜日)は開館

会場

香川県立ミュージアム(高松市玉藻町5-5)常設展示室2
展示数

8件8点

  • 田中岑「しずかによりしずかに(愛)」(昭和28年)
  • 藤川栄子「赤と黄」(昭和39年)
  • 川島猛「1966-M-N.Y.104」(昭和41年)
  • 重田良一「黄と青のひろがり」(昭和46年)
  • 江戸健「海」(昭和51年)
  • 猪熊弦一郎「赤い大きな美しい色面」(昭和54年)
  • 妹背宏「朱夏1984」(昭和59年)
  • 堂本元次「香り合う花々」(平成5年)
観覧料

一般500円、団体(20名以上)400円

  • 高校生以下の方、香川県在住の65歳以上の方、障害者手帳・特定医療費(指定難病)受給者証・小児慢性特定疾病医療費受給者証等の提示者とその介護者の方は無料。

関連イベント

ミュージアムトーク

展示内容について担当学芸員がわかりやすくお話しします(申込不要)

日時
  1. 令和7年1124日(月曜日・振替休日)
  2. 令和7年1220日(土曜日)
  3. 令和8年111日(日曜日)
    1と2はいずれも午後2時から開始、3は午後2時30分から開始。各回30分程度
会場 常設展示室2
参加料 無料(別途観覧券が必要)
申込

不要

展示品

藤川栄子「赤と黄」昭和39年


  • 藤川は高松市出身。「女流画家協会」を創立、第67回二科展内閣総理大臣賞を受賞するなど、日本における女流洋画家の草分けとして活躍しました。
  • この作品は、鮮やかな赤と深みのある黄が、温かな雰囲気を伝えています。薄紫、濃い青、淡い青といった寒色で構成した、横長に伸びる帯が、画面に緊張感をもたらしています。

藤川栄子「赤と黄」

妹背宏「朱夏1984」昭和59年


  • 妹背は大阪市出身。京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)を卒業。香川に移り、第27、29回県展で知事賞、第31回県展で文部大臣奨励賞を受賞するなど、活躍しました。
  • この作品では、画面の全体に複数の長方形を表しています。複数の四角形の連なり、繊細な色のグラデーションを効果的に描いて、この作品に不思議な世界観を生み出しています。

妹背宏「朱夏1984」

堂本元次「香り合う花々」平成5年


  • 堂本は京都市出身。京都市立絵画専門学校繰上卒業し、第14回改組日展内閣総理大臣賞の受賞をはじめ、日展審査員や理事を歴任するなど、主に日展で活躍した日本画家です。
  • この作品は、花々を表した日本画です。背景はやや明度と彩度を抑えた色で描くいっぽう、花弁や葉は鮮やかで明るい色合いで写実的に描いています。芳醇な香りをまとう花々のイメージを表現しています。

堂本元次「香り合う花々」

このページに関するお問い合わせ

政策部県立ミュージアム

電話:087-822-0247