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広島神社奉納難船絵馬明治15年(1882)当館蔵
江戸時代、大坂や江戸が大消費都市として発達し、都市と地方の海上交通網が整備されるに伴い、瀬戸内海には多くの廻船が往来するようになりました。また瀬戸内海に面する地域で生活している人たちで、このような廻船に乗り込み船働きをする人たちも多くいました。廻船による海上輸送は、時として自然の脅威にさらされ、当時は気象予報や航路標識も未整備であったため、現在以上の危険と隣り合わせの航海でした。
本展では館蔵資料の庄屋家が所蔵していた海難文書や、難船絵馬など航海の安全祈念に関する資料を展示し、かつての海上交通の様子や、当時の人たちが海難に対し、どのように立ち向かい、また防止に努めていたかを紹介します。
日時 | 令和元年9月21日(土曜日)~11月24日(日曜日) 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 毎週月曜日、月曜日が祝日の場合は翌火曜日 |
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会場 | 瀬戸内海歴史民俗資料館第9・10展示室 |
主な展示資料 |
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資料点数 | 約80点 |
関連行事 | 【れきみん講座】 10月12日(土曜日)13時30分~15時 講師芳澤直起(瀬戸内海歴史民俗資料館主任専門職員) 【展示解説会】すべて11時~11時45分会場:第9・10展示室 1.9月21日(土曜日)2.10月26日(土曜日)3.11月9日(土曜日) ※事前申し込み不要。 |
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