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公開日:2023年8月23日

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エキスパートナース

精神看護専門看護師 沖野一成

心の健康の問題は誰精神看護専門看護師にでも起こりうることです。「当事者や御家族の不安や苦しみを理解し、心に寄り添った看護をしたい」という強い思いから、2015年に精神看護専門看護師の資格を取得しました。
現在は慢性期療養型病棟で勤務しながら、専門看護師としての活動を行っています。専門看護師の役割は、実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究で、組織横断的に活動しています。また、丸亀病院だけでなく他施設での研修講師や看護学校の授業講師など院外での活動も行っています。
心の健康に問題を抱える方が、自分らしくあるべき場所で生活するためには、社会や周りの人の理解や協力が不可欠です。そうした社会の実現のために、地域社会に向けて心の健康やケアについて発信して行きたいと考えています。
また、心のケアを担う人材の育成も重要な役割です。丸亀病院での後進育成と共に、未経験者に向けて精神看護のやりがいや魅力を広く伝えることで、未来の精神医療を担う人材を発掘することも大切な役割と位置付けて活動しています。

 

精神看護専門看護師 眞鍋正子

はじめまして!専門看護師の眞鍋です。精神科専門看護師
私は助産師、小児科、救命救急センターでの経験を通じて、メンタル(精神)とフィジカル(身体)の両面からの支援を得意としています。心身のバランスを大切にし、その人らしさを尊重することを心掛け、ニーズに合わせた個別ケアを提供します。
現代は誰もがメンタルの不調を抱える時代です。心の不安を抱えながらも、受診することに勇気がいる方も多いでしょう。そんな方には、こころの相談窓口があります。悩みや不安を真剣に受け止め、一緒に解決の糸口を見つけ、心の健康な暮らしをサポートすることをお約束します。
通院中の方、ご家族、支援者の方には、看護支援外来にお越しいただけるよう心掛けています。経験と知識と情熱をもって、心のケアに尽くします。
心の健康を気軽に話し合える場を提供し、支え合うことで、より健康な日々を築いていけることを願っています。一人で抱え込まず、私達と一緒に心のケアを始めませんか?

 

精神科認定看護師 竹原厚子

精神科認定看護師2児童・思春期の発達特性、情緒不安定、不登校などに悩む子どもやご家族に対し、家族の相互関係を分析しながら支援ができる看護師になりたくて、2009年に認定看護師の資格を取りました。院内・外研修の講師や、アンガーマネジメント・ファシリテーター、発達障害コミュニケーション指導者などの資格も取り、キャリアアップにも努めています。病棟・外来の看護経験を経て、2012年に「こころの相談窓口」を開設し、2021年からは「看護支援外来」も担当しています。
現在は、精神疾患で治療中の方、悩みを抱えたまま未治療の方など、全ての方を対象に、こころ安らぐ生活の支えになれるように看護サービスの向上に取り組んでいます。「傾聴と共感」「対話と理解」「協働と継続」が、私のモットーです。

 

精神科認定看護師 山野泰子

精神科認定看護師うつ病はストレスをはじめとした、さまざまな要因が重なることで発症します。そのような複雑な背景を持つ当事者やご家族の気持ちを理解し、回復に向けた支援を行うための専門的な知識や技術を身につけたいと思い精神科認定看護師を目指しました。
現在は、こころの不調を感じ、受診を迷っている方やご家族を対象とした「こころの相談窓口」、精神疾患で治療中の当事者やご家族を対象とした「看護支援外来」を担当しています。
悩みや不安を一人で抱え込むことは、精神疾患の発症や悪化につながります。相談窓口では、対話を通して相談者ひとりひとりの悩みや不安を理解することに努め、こころの健康回復に向けた支援者となれるように心がけ取り組んでいます。
悩みや不安を話すことで、つらい気持ちが軽減できます。一人で悩んでいる方は相談して一緒に考えていきませんか。

 

精神科認定看護師 秋山知代

精神科認定看護師令和4年度から精神科認定看護師として活動を始め、急性期病棟での看護実践を中心に、週1回(火曜日)の看護支援外来を担当しています。病棟看護では、患者さんの精神症状の安定や安寧に向けた看護ケアを行うとともに、早期に地域生活へ戻れることができるよう患者さんやご家族の思いに寄り添い、その人にとっての最善について、医師・ケースワーカー・作業療法士などの多職種と連携し支援を行っています。看護支援外来では、通院患者さんやそのご家族・支援者との面談をとおして、当事者が抱えておられる個々の課題に対し、少しでも生きづらさが解消され、より豊かな地域生活の実現に向けて支援を行っています。
こころの健康には、個人の資質や能力の他に、生育歴、身体的状況、社会経済状況、住居や職場環境、対人関係など、多くの要因が影響しています。患者さんやご家族のお話にしっかり耳を傾け、患者さんに現れている精神的不調は何が原因で起こっているものなのかを紐解き、必要な支援はなにか、私たち医療者にできることは何かについて多職種と連携し、個々に合わせた対応に努めます。
こころの病気の予防は、ストレスと上手に付き合うことが大切です。ストレスを生む原因や日常生活の中でストレスをためないコツを知っておくことも有効です。こころの健康に関心がある人は多くても、自分は関係ないと思ってしまうことも少なくありません。時には自分のこころの状態を気にかけてみてください。
気になることがある方は、お気軽にお声かけください。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師 是本直樹

「おいしく食べる」これは基本的な欲求の一つです摂食・嚥下障害看護認定看護師。しかし、これまでに安全が最優先され、本人が食べたい食事とは異なる形態の食事を提供せざるを得ない場面を経験しました。これが対象にとって最善な看護であるか、疑問を持ちながら看護を続けていくなかで、認定看護師の資格取得のチャンスを得て、迷わず「摂食嚥下認定看護師」を選択し、2019年に資格を取得しました。
対象者を専門的な視点で観察し、様々な評価尺度を用いて評価できるようになりましたが、それでもまだ、本人が食べたいと思う食形態の食事を提供することが困難な場面があります。スタッフの協力を得て、嚥下機能改善に向けて訓練を継続し、本人が食べたいと思える食事提供に向けて頑張っています。

 

認知症看護認定看護師 漆原政宣

認知症看護認定看護師認知症になると、言葉で身体の症状や感情を表現することが苦手になります。それがストレスとなり、行動として現れます。周りの人は、時にそれを問題行動と捉えてしまい、対応に苦慮することがあります。
私は、なぜ、認知症患者は興奮し、徘徊を繰り返すのか。その行動にどういった意味があるのか知りたくて、認知症のメカニズムや対応方法を学んできました。そして、2021年に認知症看護認定看護師の資格を取得しました。
本当に困っているのは周りの人や医療者ではなく、認知症になった本人であることに改めて気づかされました。認知症者の行動には理由があり、その意味を一つ一つ理解していくこと、その為には、その人を一人の人間として全人的に捉え、どういった人生を送ってきたのか、なにを大切にして生きてきたのかを考え、寄り添った行動をとることが何より大切です。
私は、医療職が連携して環境の調整や支援などを行い、認知症者にとっての最善の看護を考え、認知症者と家族が笑顔でその人らしい人生を送ることができるように支援していきます。

 

 

 

 

 

 

 

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