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農業大学校後援会では、就職先でもある農業法人や企業を訪問し、その現場を知ることで、就農や就職に役立ていただけるよう夏季休業中に法人見学会を毎年開催しています。
今年は、農業大学校の受験を考えている方も参加できるようオープンキャンパスにも位置付けたことで、高校生等にも参加いただき8月30日に実施しました。
1カ所目の仲南町森林組合(まんのう町)では、総括課長の石川様から伐採した材木の販売、加工などの説明と製材や加工の際に発生する端材や樹皮などの活用による香川の森林の可能性なども説明いただきました。
2カ所目の有限会社赤松牧場(高松市)では、会長の赤松様から牧場の乳牛約600頭はすべてこの牧場で生まれた牛で、夏場は1日約4トンの生乳を絞っていることや乳牛は暑さに弱いため暑熱対策に気を配っていること、また、牧場の生乳を使ったジェラートショップを運営していることなどを説明いただきました。説明の後、参加者全員でアイスを試食しました。
3カ所目のまつもと農園(綾川町)では、農業大学校の卒業生を含む3名の社員の方から約20haの農地で、きゅうり、春菊のハウス栽培とブロッコリー、青ねぎなどの露地野菜を栽培しながら、道の駅滝宮にあるいちごの観光農園を管理運営していること、今後、規模拡大や効率化により売り上げを約30%伸ばしたいことなど野菜に対する熱い思いを話していただきました。
参加者からは、「林業、酪農、野菜の法人等を一緒に見学できてよかった。」、「対面で貴重な話を聞くことができた。」、「それぞれの新たな取組みへのチャレンジや熱い思いを聞くことができてよかった。」などの感想が聞かれました。
香川農大では、農大を知っていただけるイベントとして10月25日(土曜日)に「農大祭」を開催します。農大の情報はホームページやSNSなどで発信していきますので、ぜひ、ご覧ください。
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