吉原食糧株式会社の「大麦＋希少糖 レンジDE蒸しパン」が機能性表示食品としての届出を完了しました

　吉原食糧株式会社（坂出市）が、希少糖「アルロース」（プシコース）と大麦の機能性に着目して開発した「大麦＋希少糖　レンジDE蒸しパン（おおむぎ　ぷらす　きしょうとう　れんじ　で　むしぱん）」について、同社から消費者庁に機能性表示食品の届出^※1が行われ、このたび、下記の内容で届出が完了しました。
　機能性表示食品の届出^※1にあたっては、財団が開発および機能性評価に要する経費に対する助成^※2を行うとともに、香川県産業技術センターが機能性関与成分の「アルロース」および「（1,3）（1,4）-β-グルカン」の分析、技術相談・技術指導を行いました。^※3
　また、財団が設置している「新機能性表示食品開発相談センター」^※4が届出手続き等に対する支援を行いました。

【機能性表示食品の内容】
○届出日　：令和5年11月13日
○届出者名：吉原食糧株式会社
○商品名　：「大麦＋希少糖　レンジDE蒸しパン　
(おおむぎ　ぷらす　きしょうとう　れんじ　で　むしぱん）」（届出番号I882）
○機能性関与成分：アルロース、大麦β-グルカン
○表示しようとする機能性：
・脂肪の燃焼を高める機能
・糖の吸収を抑えて食後の血糖値の上昇を
おだやかにする機能
○1日摂取目安量：1袋（60 g）
（アルロース5 g、大麦β-グルカン1.1 g
（いずれも加熱後）を含む） 
○製品価格：320円／袋（税込み）
○販売開始：令和6年7月23日

＜本製品に関する問合せ先＞
吉原食糧（株）（担当：竹内 朗）
TEL：0877-47-2030

 

＜補足説明＞
※1　機能性表示食品制度
特定保健用食品（トクホ）や栄養機能食品とは異なる機能性表示の制度であり、「機能性表示食品」は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに食品機能性を表示するものとして、食品表示法に基づき消費者庁に届け出られた食品です。この制度は平成27年4月1日から施行され、これまでに全国で8,500件以上の商品の届出が完了されていますが、大手食品企業からの届出が多く、県内企業の届出商品は今回の商品を含めて56件となっています。

※2　（公財）かがわ産業支援財団では、「新かがわ中小企業応援ファンド」等事業のメニューである県内中小企業者が取り組む実用化に繋がる「新製品・新技術研究開発支援事業」（令和5年度）で助成を行いました。

※3　香川県産業技術センター
消費者庁への届出に当たっては、科学的根拠に基づいた機能性の評価を行う必要があることから、香川県産業技術センターでは受託研究や依頼分析等を通して、食品の機能性成分の定量や評価を行っています。
＜支援内容＞
機能性関与成分（アルロース、（1,3）（1,4）-β-グルカン）およびエネルギーの定量分析
技術相談・技術指導（アルロースの分析方法に関する情報提供）

※4　新機能性表示食品開発相談センター
県内食品企業等の機能性表示食品の取組みを推進するため、平成27年6月に（公財）かがわ産業支援財団地域共同研究部内に設置した相談センターで、相談員2名を配置しています。今回の消費者庁への届出にあたり、吉原食糧（株）から業務を受託し、次の取組みを行いました。
＜支援内容＞
1届出書類の作成
2届出内容に対する消費者庁からの指摘事項（質問事項）への対応
 

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報道提供資料（PDF：256KB）