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令和5年第45週(11月6日~11月12日)の感染症発生動向調査で、小児科定点(28定点医療機関)あたりの患者数が3.18人(患者数89人)となり、流行警報発令の基準値である1定点医療機関あたりの患者数が3.0人を上回りましたので、流行警報を発令します。
西讃地区(1定点医療機関あたりの患者数6.50人)、高松地区(1定点医療機関あたりの患者数3.90人)では警報基準値を超えており、中讃地区(1定点医療機関あたりの患者数2.22人)でも第37週に警報基準値を超えてから警報解除基準である1定点医療機関あたり1.0人を下回っていない状況です。
咽頭結膜熱(プール熱)は、アデノウイルスの感染により、発熱、喉の痛み、結膜炎といった症状を来す、小児に多い病気です。
通常、夏季に流行しますが、冬季にも流行が見られることもあります。
ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。アデノウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため、石けんと流水による手洗いやうがいをするなどの感染予防に努めるようお願いします。
※咽頭結膜熱の定点医療機関数 28医療機関
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