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11月15日から本町二丁目遺跡の調査を行っています。調査地はJR坂出駅の北西500m、本町商店街の西端付近です。調査地の南側を東西に走る本町商店街筋の道は江戸時代末の絵図にも描かれています。また、調査地の40m北には東西に延びる石垣があります。江戸時代末に高松藩御普請奉行久米通賢が干拓する以前、この石垣より北は遠浅の海であったと伝えられています。
今回の調査では江戸時代の溝や江戸時代後期(18~19世紀)の陶磁器などが見つかっており、江戸時代後期にはこの付近に人が住んでいたことがわかってきました。(12月6日)
江戸時代末の坂出(鎌田共済会郷土博物館所蔵「坂出古図」参照)と本町二丁目遺跡の位置
坂出市都市計画図を使用・加筆
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