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2.5m×2.0mの四角いジャングルで、9月2日午前8時30分、2時間30分一本勝負のゴングが鳴った。
一昨日の事前講習会では6時間かかっても誰も完成できなかった。
果たして制限時間内に完成できるのか。関係者のだれもがそんな一抹の不安を抱えて臨んだ検定。
暑さが容赦なく体力を奪っていく中、松本は神がかり的なスピードで四ツ目垣を仕上げた。西村は取り付けた胴縁の破損やドリルビットの欠損など、度重なるアクシデントに見舞われながらも冷静に対処し、見事に完成させた。森川は飛び石の重さに閉口したが、気合のボディスラムで叩きつけた!
造園の技能検定は、正に格闘技だ!
汗水流して、懸命に頑張る学生たちを見ていると、「全員合格させてくれ!」と叫びたくなる。
合格発表は9月30日。あとは祈るのみ。
四ツ目垣製作中
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