古文書解読講座(特別編)
ネットでくずし字講座
令和2年度の古文書講座は新型コロナウイルスの感染の拡大防止のため、残念ながら中止となってしまいました。しかし香川県立文書館の収蔵資料データベースにはくずし字を学ぶためのテキストとなる資料が豊富に収録されています。
その一つがこちら
四国遍路道指南増補大成全

- 資料は四国遍路のガイドブック。17世紀後半に刊行された後、改版を繰り返しながら江戸時代を通じてのロングセラーとなり、お遍路さんを支え続けました。またこの資料は昨年までの入門編でテキストとして途中まで読み進めてきたものでもあります。ただし、出版時期が異なるため、一部内容にも違う所が有ります。
- データベースには資料の全画像のほか、PDFファイルで全文の釈文(解答)を掲載しているので、おうちに居ながら自分で勉強できます。
- 木版刷りで、くずし字も内容も分かりやすい資料なので、入門編にはピッタリ。土地勘があればさらにすらすら読めてしまうかも。もちろんお遍路に興味のある方にもピッタリの資料です。
- 興味のある方は「香川県立文書館所蔵資料データベース」(外部サイトへリンク)へ。
- または香川県立文書館データベースのページで文書群にチェックの上「古文書講座2020」で検索!
- また、初めてくずし字に挑戦する方のために、文書館職員が普段の業務で使っているくずし字辞典とその使い方を簡単にまとめました。興味のある方は「くずし字辞典の開き方」(PDF:205KB)もどうぞ。
