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公開日:2020年12月10日

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古文書解読講座(特別編)

ネットでくずし字講座はいかがですか?

令和2年度に続き、令和3年度の古文書講座入門編が新型コロナウイルスの感染の拡大防止のため、残念ながら中止となりました。しかし香川県立文書館の収蔵資料データベースにはくずし字を学ぶためのテキストとなる資料が豊富に収録されています。その中から、特に初めての方向けの2つの資料を選びました。ご家庭でくずし字の勉強にチャレンジしてはみませんか?

古文書講座(特別編)の特徴

  • 資料は「四国辺路道指南増補大成全」と「京極長門守高朗公様御直書写」の2点です。どちらも文字のくずし方がスタンダードで、内容も読み物としてわかりやすいものとなっています。
  • 資料の全画像に加え、PDFファイルで全文の釈文(解答)データベースには掲載。おうちに居ながら自分で勉強できます。
  • 興味のある方は「香川県立文書館所蔵資料データベース」(外部サイトへリンク)へ、または文書群の「古文書講座」でぜひ検索してみてください。
  • また、初めてくずし字に挑戦する方のために、文書館職員が普段の業務で使っているくずし字辞典とその使い方を簡単にまとめました。興味のある方は「くずし字辞典の開き方」(PDF:125KB)もどうぞ。

資料の紹介

四国辺路道指南増補大成全

  • 資料は四国遍路のガイドブック。17世紀後半に刊行された後、改版を繰り返しながら江戸時代を通じてのロングセラーとなり、お遍路さんを支え続けました。またこの資料は昨年までの入門編でテキストとして途中まで読み進めてきたものでもあります。ただし、出版時期が異なるため、一部内容にも違う所が有ります。
  • 木版刷りで、くずし字も内容も分かりやすい資料なので、入門編にはピッタリ。土地勘があればさらにすらすら読めてしまうかも。もちろんお遍路に興味のある方にもピッタリの資料です。
  • 興味のある方は「香川県立文書館所蔵資料データベース」(外部サイトへリンク)へ、または文書群の「古文書講座」でぜひ検索してみてください。

京極長門守高朗公様御直書写

  • 文政8年(1825)に出された丸亀京極家第6代京極高朗(たかあきら)による、家臣に向けた倹約に関する触書。
  • くずし字は初心者向けの市販テキストにも採用されそうなくらい、キレイなくずし。文字も大きく、内容も藩財政のために支出を減らすにはどうしたらよいか、など現在の私たちにも比較的理解しやすいものとなっており、入門編にはピッタリ。
  • 興味のある方は「香川県立文書館所蔵資料データベース」(外部サイトへリンク)へ、または文書群の「古文書講座」でぜひ検索してみてください。

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