ここから本文です。
新たな融資制度の創設に向けた関係機関との協議
東京在住時に東日本大震災等を経験したことで、首都圏への人口集中に対する問題意識を抱くとともに、故郷の人口減少問題の克服に貢献したいと思ったことがきっかけです。前職までは金融に関する業務に従事してきましたが、人口減少には、金融だけではなく様々な分野にわたる総合的な施策や関係機関との幅広い連携等といったアプローチが不可欠と考え、香川県職員を志望しました。
経営支援課に所属し、主に、県内の中小企業が経営に必要な資金を調達しやすくするための融資制度を担当しています。コロナ禍の長期化や、昨今の原油価格・物価高騰等の影響により、県内経済は先行きが不透明な状況にありますが、資金繰り支援等を通じて、中小企業の経営基盤の強化や経営の健全化が図れるよう、日々業務に励んでいます。
8時15分 | 登庁 |
8時30分 | メールチェック |
9時00分 | グループミーティング |
10時00分 | 補助金申請書の審査業務 |
12時00分 | 昼休憩 |
13時00分 | Web会議の準備 |
13時30分 | 関係当局との情報連絡会(Web会議) |
16時00分 | 新たな融資制度創設に向けた検討および情報収集 |
17時15分 | 退庁 |
香川県庁では、柔軟な働き方が可能な環境(在宅勤務や時差出勤等)が整備されており、上司の理解と配慮のもと、仕事と家庭の両立は前職に比べて格段に図りやすくなりました。
また、制度の企画立案に携わる機会がある点も魅力的と感じています。入庁後間もない時期に新たな融資制度の創設を担当した際、自分の意見や上司と議論したことが制度化され、実際に中小企業の方々にご利用いただけることとなりました。自分自身の貢献度は必ずしも高くありませんが、大きな達成感を覚えました。
かつての私と同じように、今も他県で、故郷への想いを抱きながら、日々の仕事や家事・育児に奮闘されている方々が多くいらっしゃると思います。みなさんの豊富なご経験や熱い想いは、香川県の未来を支える礎の一つとなるはずです。みなさんと、同僚としてご一緒できる日を願ってやみません。
(掲載内容は、令和5年2月現在のものです。)
このページに関するお問い合わせ