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公開日:2023年4月3日

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新規採用者の声

薬学

環境保健研究センター
環境科学部門 大気・常時監視担当
技師 大島千尋
(令和4年度採用)

大島千尋の写真

PM2.5質量濃度測定のための秤量

県職員志望動機

大学での実務実習中に県庁薬務感染症対策課(現薬務課)に所属する薬剤師の方のお話を聞く機会があり、行政薬剤師という存在を知りました。薬学の知識を生かしつつ、医療分野に限らない幅広い業務に携わりたいと思い、香川県職員を志望しました。

現在の職務内容

環境保健研究センターの環境科学部門において、大気の常時監視やPM2.5の定期調査などを担当しています。

常時監視業務では、県内に設置された各環境測定局において自動測定されている大気汚染物質濃度を確認し、濃度上昇が予想される場合には、県民の方々に対して迅速かつ的確に注意喚起を行えるよう、日々監視を行っています。

また、大気汚染の影響が懸念されるPM2.5の定期調査を実施し、採取したPM2.5の金属成分の分析や質量濃度測定などを行っています。

ある日のスケジュール

8時20分 登庁
8時30分 ミーティング
9時00分 測定準備(標準液の調製、機器の準備等)
11時00分 測定開始
12時00分 昼休憩
16時30分 測定終了、片付け等
17時15分 退庁

入庁前と入庁後のギャップは?

入庁前は行政薬剤師に対して、デスクワークが多いイメージを持っていました。しかし現在の所属では、サンプリングのために外に出る機会が多く、分析作業も実験器具や機器に囲まれた実験室で作業を行うことが多いです。そのため想像よりデスクワークの割合はずっと少ない印象ですが、データだけを見るのではなく実際に作業に携わることができ、業務への理解が深まるので、やりがいを感じます。

ただ、デスクワークの割合は配属先、担当業務によって大きく異なります。今後、部署異動を経験しながら、この印象がどのように変わっていくのか楽しみです。

受験希望者へのメッセージ

公務員試験は期間が長く、卒論発表や国家試験の勉強とも重なって大変かと思います。バランスをとりながら頑張ってください。みなさんの就職活動が後悔のないものになりますように、陰ながら応援しています。

(掲載内容は、令和5年2月現在のものです。)

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