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第42回日本伝統漆芸展では当研究所関係者が3名受賞しました。中でも日本伝統漆芸展に初チャレンジの若槻万里奈研究員が『彫漆小箱「灯ともし頃」』で日本伝統漆芸展新人賞を受賞する快挙を成し遂げました。工芸指導員の北岡省三氏は『彫漆流動文鉢』で文部科学大臣賞、昭和59年度修了の松本法子氏は『乾漆蒟醤合子「はなだ色らし」』でMOA美術館賞を受賞しました。また、現在当研究所で学んでいる石川七瀬研究員と湊総子研究員も入選し、今後の制作活動にさらなる期待が高まります。
若槻研究員の受賞コメント
「この度は新人賞をいただき大変光栄に思います。今までご指導してくださった先生方のおかげで、このような素晴らしい賞を受賞できました。受賞作品は、日が暮れて明かりを灯す頃と花菖蒲の色が重なるつかの間のひと時を表現したいと思い制作いたしました。まだまだ未熟ですが、今回の賞を励みに日々精進してまいります。ありがとうございました。」
第42回日本伝統漆芸展は、香川県では3月8日(土曜日)から3月30日(日曜日)まで高松市美術館で開催されます。
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