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令和6年度の香川県文化功労者に松本達弥氏(昭和60年修了)、また、県文化芸術選奨には神垣夏子氏(平成27年修了)が選ばれ、11月3日に県庁で表彰式が行われました。
県文化功労者は、本県における文化芸術または学術の振興について極めて優れた功績のある者に贈られるもので、松本氏は漆芸家として、第50回日本伝統工芸展で第50回記念賞を受賞し、また、令和5年度の第70回日本伝統工芸展では日本工芸会総裁賞を受賞しました。令和6年度には選定保存技術保持者に認定されるなど、本県の文化芸術の振興に大きく寄与したとの理由で受賞しました。
池田豊人香川県知事から文化功労者を授与される松本達弥氏
また、県文化芸術選奨は、本県における文化芸術の振興について顕著な功績をあげた個人又は団体・施設に贈られるもので、神垣氏は、漆芸家として、第64回日本伝統工芸展日本工芸会新人賞、第69回日本伝統工芸展奨励賞など受賞を重ね、作品制作では、籃胎蒟醤(らんたいきんま)など香川漆芸独特の技法に取り組み、EテレNHK教育の「日曜美術館」でも特集の中で取り上げられ、香川県漆芸研究所修了生であることが紹介されるなど、本県の文化芸術の振興に寄与したことが評価され受賞となりました。
池田豊人香川県知事から文化芸術選奨を授与される神垣夏子氏
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