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香川県には「そば・うどん店」がどれだけあるのでしょうか。
平成28年に行われた経済センサス−活動調査(総務省)によると、香川県は人口1万人当たり「そば・うどん店」数が5.60店と、全国第1位です。次いで山梨県(4.47店)、群馬県(4.32店)で、全国平均は2.30店となっています。
香川県は全国平均の約2.4倍の店があることになります。(表)
※経済センサス−活動調査の部門分類は日本産業分類によるため、「そば・うどん店」数の調査となっています。
なお、この「そば・うどん店」は「飲食業」に分類される事業所を計上しています。
製麺所の中でうどんが食べられる、いわゆる「製麺所タイプ」のうどん店が香川県にはありますが、「製造業」に分類される場合もあるため、これらを含めると、もっとたくさんのうどん店があるのでないかと考えられます。
香川県内の市町別に、人口1万人当たりの「そば・うどん店」の事業所数をみると、琴平町が14.5店と最も多く、次いでまんのう町(11.0店)、観音寺市(6.6店)となっています。人口1万人当たりの「そば・うどん店」は、主に中讃地区、西讃地区で多くなっています。(図1)
香川県ではどのような種類の飲食サービス業の割合が多いかを、特化係数(※)でみました。これによると、「そば、うどん店」が2.37と最も高く、次に「喫茶店」となっています。(図2)
※特化係数は、全国の構成比(全体に占める各項目の割合)を1としたときに、香川県の各項目の構成が全国の何倍になるかを表した数字で、1以上であれば「全国より特化している」といえます。
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