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公開日:2024年3月29日

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瀬戸内ギャラリー

第1展示室中2階でテーマに沿った展示を年4回程度開催します。

令和6年度

テーマ 会期 内容
伝統と創造
讃岐のり染
ー暮らしを彩るー

協力:大川原染色本舗
3月9日(土曜日)~5月19日(日曜日)

のり染讃岐のり染は、県内の祭礼を特色づける獅子舞の油単をはじめ、大漁旗や幟、のれん、着物などを染め、地域のくらしを彩ってきました。本展では、当館が実施している調査の成果に基づき、さまざまな製品や製作用具などの展示のほか、製作工程の記録や三代にわたる職人のインタビュー映像などにより、創造を重ねながら現代に息づく伝統の技を紹介します。

粟島から世界へ
―船乗りの海外土産―
7月6日(土曜日)~9月1日(日曜日)

明治30年(1897)、瀬戸内海の粟島に開校した村立粟島航海学校は、県立粟島航海学校、国立粟島海員学校と変遷し、昭和62年(1987)に閉校するまでの90年間、多くの船員を養成しました。特に外洋航路の船員を多く輩出した粟島には、今も各地の土産品が数多く伝わっています。海外土産から見える世界の国々、そして外洋航路船員やその家族の思い出をたどります。

「たくさん集める」からわかること
―香川の千歯扱ぎ・足踏脱穀機大集合―
10月5日(土曜日)~12月1日(日曜日) 稲や麦の穂から籾を取り外す脱穀作業は、コンバイン等の農業機械で行うのが一般的ですが、かつては千歯扱ぎや足踏脱穀機など人力で動かす用具が使われていました。これらは、従来の用具より短時間で効率的に脱穀できる画期的な発明品として普及しました。本展では県内各地にのこされた資料を一堂に集め、同じ道具を「たくさん集める」ことから見えてくるものを探ります。
〈奴行列〉大国香川
ー獅子舞・太鼓台に負けない祭礼風流ー
2025年1月11日(土曜日)~2月24日(月曜日・休日) 香川県の祭礼を賑わすものに、県内で800組とも言われる獅子舞や350台を超えるとされる太鼓台があります。しかし、全国的に見て、より香川の祭礼を特徴づけると言えるのが奴や奴振りです。江戸時代の大名行列が祭礼行列にとり入れられたものとされ、全国で600件ほど報告されているうちの100件ほどが香川県に伝承されています。その知られざる祭礼風流の実態に迫る写真展です。
伝統と創造2
職人の道具
2025年3月15日(土曜日)~5月18日(日曜日) 使い込まれた職人の道具には、長い年月をかけて受け継がれてきた伝統の技や、新たな需要に応えようとする職人たちの創意工夫が詰め込まれています。本展では、農具や焼印、和傘、和凧など香川のくらしを支えてきたさまざまなモノの製作に用いられた道具を集め、地域の歴史と風土の中で培われてきた職人たちの手仕事の世界を紹介します。
過年度の瀬戸内ギャラリー

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