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感染症に対する抵抗力が弱い高齢者が集団で生活する場である介護施設等においては、ノロウィルス感染症、腸管出血性大腸菌感染症(O157)などの感染対策は施設運営の重点課題の一つです。
この度、昨年のO157集団発生を受け、県、高松市、香川県老人福祉施設協議会、香川県老人保健施設協議会が共同して、「香川県高齢者施設等における感染対策マニュアル」を作成しました。
本マニュアルは特別養護老人ホームや老人保健施設などの高齢者介護施設だけでなく、居宅として位置付けられている認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)や軽費老人ホームなど、高齢者が集団で生活している事業所においても感染対策を話し合い、マニュアル作成に活用してもらえることを期待して作成しています。
厚生労働省の「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」を基本にして、昨秋実施した、県下の老人福祉施設の緊急一斉点検で明確になった介護現場に共通する課題への対策を盛り込んでいます。
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