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生活の中で使われてきた身近な道具は、日常の暮らしぶりや、地域の習俗等を物語る貴重な資料です。各地に残された様々な道具を集めて比較・研究すると、それぞれの地域における暮らし・文化の特徴や多様性、移り変わりが見えてきます。 地域の博物館・資料館では土地の風土や暮らしに関わる様々なモノを多数収集・保管しており、これらの資料は地域の姿を読み解くための大切なコレクションとなっています。 本展では、当館および県内の資料館等のコレクションのうち、文字記録がある生活用具に注目し、これらを「たくさん集める」ことからわかる香川の暮らしのモノ語りを紹介します。 |
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| 会期 |
令和8年1月10日(土曜日)~2月23日(月曜日・祝日) |
|---|---|
| 会場 |
瀬戸内海歴史民俗資料館第1展示室中2階瀬戸内ギャラリー (高松市亀水町1412-2五色台山上) |
| 主催等 |
主催:瀬戸内海歴史民俗資料館(香川県立ミュージアム分館) |
| 展示構成 |
(1)年号×モノからわかること |
| 展示資料・作品数 |
約60点 |
年号などの文字記録が記された生活用具の調査から見えてきた、モノと文字が織りなす香川の暮らしを紹介します。
| 日時 | 2月14日(土曜日)10時30分~11時30分 |
|---|---|
| 講師 |
長井博志(当館主任文化財専門職員) |
| 場所 | 瀬戸内海歴史民俗資料館(高松市亀水町1412-2) |
| 定員 | 25名(先着順) |
| 申込期間 | 9月2日(火曜日)から受付開始(定員になり次第、終了) |
展示会場で当館職員が解説を行います。事前申込不要です。
| 日時 |
1月17日(土曜日)・2月7日(土曜日)11時~(約40分) |
| 場所 | 瀬戸内海歴史民俗資料館瀬戸内ギャラリー |
いずれも無料/れきみん講座は事前の申し込みが必要です。
【申込方法】
電話、「香川県電子申請・届出システム(外部サイトへリンク)」を利用したインターネットでお申し込みください。
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▲回転馬鍬(かいてんまんが)(昭和20~30年代高松市前田西町収集)資料整理中 田畑を耕す際、牛馬に引かせて使用された農具です。江戸時代の農書では、現在の兵庫県南西部で粘性が強い土を砕くために使うと記されています。香川県内では明治時代に広く使われはじめ、旧綾上町では回転馬鍬の普及により田畑の耕作を日雇い人に頼む必要がなくなり、「日雇い倒し」等と呼ばれました。 |
▲唐箕(とうみ)(大正8(1919)年三木町内収集)三木町教育委員会蔵 脱穀したモミとワラくず等の選別に使われた大型の農具です。外面に製作者の氏名・住所や製品の性能説明などが書かれることが多い農具ですが、この唐箕は農家の心情を記している点に特徴があります。 |
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