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瀬戸内国際芸術祭2025が開幕しました。春会期では前回を大きく上回る約32万人の来場者でにぎわいました。春会期はGWを挟んでいることから、特定の日に来客が集中し、展示場での長い行列や、フェリー等の積み残しなどが心配されましたが、大きな混乱もなく開催できほっとしています。混雑日を示した「混雑カレンダー」を早くからホームページなどで公表し、来場者が分散した来場に協力してくださったためと思います。感謝です。
私も妻と休日に今回初めて会場になった坂出市の瀬居島を訪ねました。地元住民の方が参加して手作りの食事を提供するなど、
地域一体となったおもてなしが印象的でした。
また1年前に廃校となった瀬居中学校を展示場としていましたが、窓枠から見える島の緑と窓枠に沿って作成したアートの調和が素晴らしい作品が印象に残りました。
島の北東の先端部の竹浦地区海岸にいくつかアートがあり海をバックに映えていました。この地区の集会場や空き家にもアートがあり、それらのアートを見るために国内外の多くの人がこの地区に訪れ、この地区から見える瀬戸内海の素晴らしさに出会える、まさに瀬戸内国際芸術祭の真骨頂だなあと感じました。
皆さま夏会期もぜひお越しください。
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